内容説明
いつも聞こえないわけじゃない、でも「片耳聞こえるから大丈夫でしょ」と思われたくない…… 片耳難聴を知るための1冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
69
片耳難聴は診断名「一側性(いっそくせい)難聴」Unilateral Hearing Loss(UHL)。他にも「片側(へんそく)難聴」「一側難聴」とも呼ぶ。1,000人に約3人の割合で発症▽第1章:片耳難聴の基礎/第2章:子どもの片耳難聴/第3章:大人の片耳難聴/第4章:社会のみんなに知って欲しいこと▽専門用語にはルビあり、子供でも読める。先天性片耳難聴の息子は自分で読みました。困り事への対策や将来仕事をしていく上での注意事項など役立つ情報あり。とても良本。日常生活を普通に送ってると配慮忘れがちなんだよね2023/05/09
vinlandmbit
24
図書館本。片耳難聴当事者としても新たに知る事もあり、とても参考となりました。特に、片耳難聴ならではのマスキング聴力検査については、検査を受けながらどういう検査なのか説明をしてもらえる機会も無かったので、腑に落ちる事も多く。また、片耳難聴当事者コミュニティがある事を知れた事も有り難く、早速参加する事としました。良書です。2023/06/06
南チョ
2
一側性難聴、いわゆる片耳難聴について、QA形式でまとめた本。簡潔で分かりやすかった。私自身は当事者ではないけれど、当事者と接する際の参考にしたいと思う。結局は、接し方もそれぞれ ということにはなるのだが………。なお、本書で紹介されている実験などは、サンプルが少ないものも見受けられるため、そこは参考程度で受け止めた方がよい。これまで一側性難聴に特化した本はあまりなかった(全くなかった?)ので、本書の存在は貴重。当事者のコミュニティも紹介されているので、当事者の方には役に立つのではないか。2023/07/03
Hitomi Suganuma
1
ポジションは絶対 間違ったら会話出来ないからね~2023/04/29