内容説明
空飛ぶ首と、首なし死体が暴く、宮廷のある秘密──。
伝説の神獣ハクに弟子入りをしてから早半年、ようやく尚異としての仕事にも慣れてきた沙夜のもとに宮女達から奇妙な依頼が舞い込んでくる。
近頃、彼女達の身の回りで男の生首が出没し、あろうことか覗き行為をはたらいているという。
宙を浮遊する生首の行方を追う沙夜であったが、ちょうどその頃、同盟国・燎からやってきた下級宮女が首なし死体で発見されるという凄惨な事件に直面し――。
痛快で摩訶不思議な、中華あやかし後宮譚・第4巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hugo Grove
8
読了2023/08/27
栗山いなり
3
伝説の神獣・ハクに弟子入りした沙夜の活躍を描いた中華ファンタジー小説シリーズ第4巻。いやー意外にも面白いじゃないか！ミステリーとしてもファンタジーとしても一定の楽しさがあった。それでいてあのラストだもんなぁ。最終巻の次巻がどうなるか？2023/07/22
万論
3
4巻の最後になってこれは！大波乱勃発か？今回はほんわかで来ていたのが急展開。次巻はいつ？2023/05/31
kinta
2
ようやく独り立ちできそうなところまで到達。とはいえ、ラスボス的な立ち位置も出てきた中での旅立ち。どこまで行くのか、そしてお父さんとおじさんの争いは？？人間の世界では出来レース具合があるはずなので、其処等へんも結末をつけていただければ幸い也。とりあえずハク様働け。2023/07/14
