コミックエッセイ わたしの夢が覚めるまで【電子特典付き】

著者名：ながしまひろみ【著者】

KADOKAWA（2023/05発売）

• ISBN：9784046824301

内容説明

38歳、一人暮らし、会社員の「その」。近頃眠りが浅く、夜中の３時ぴったりに目を覚ますように。浅い眠りの中で見た夢の中に登場する知人や家族の言葉は、何かの暗示のようで…。眠れない夜に読むと心が少し軽くなる、イラストレーター・ながしまひろみのコミック！　仕事でもプライベートでも取捨選択を迫られることが増え、心にモヤモヤを抱えた人たちに寄り添う、「夢」がテーマのお話。「ダ・ヴィンチWeb」の人気連載に描き下ろし３本（24ページ）を加え、オールカラーで書籍化！

「自分の願いが反映された夢を通し、現実を見つめ直せば、やり場のない切なさがしみじみと心に染みる。丁寧な質感と柔らかな色合いで描かれた世界は優しく温かいのに、どこか寂しくてたまらなくなった」
（フリーアナウンサー・女優　宇垣美里）

「この世の誰しもときどき真夜中に別の世界を旅している、なんて夢のような話だけど、この漫画はその夢が迷わず朝に辿り着くための良き友人になってくれる事でしょう」
（『三拍子の娘』著者・町田メロメ）


【電子特典：描き下ろしイラスト付き】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Jam]

これは…深いですね…よく描けましたね。人って、表側だけじゃなくて、裏側もあるのですよ。寝てる時にみる夢ってのは時に支離滅裂なストーリーで、起きてから、なんであんな夢みたんだろう…なんて思ったりするのですが、心(頭のなか)の奥底にあった自分でも思いがけない事がひょっこり出てきたりするんです。その夢の理由が何だったのかわかったり、わからなかったり。とにかく沁みました。

2023/05/22

[りんご1つ]

漫画にはなりますがとても良かったです。ながしまさんの絵のタッチが優しく、ずっと夢の中のようなのに、ミステリーぽくもあり、胸がきゅっとなったり。温かさ、さみしさ、切なさ、懐かしさがないまぜになった気分でページをめくる手が止まらず… 読む人によって色々解釈が変わりそう。 個人的にぐさっとくるセリフがありました。

2023/06/08

[ノビコ]

空を飛ぶ夢はよく見るなー。夢の中で「これは夢だから飛んでも大丈夫」とビルからビルへ移動してみたり。

2025/07/18

[もも]

泣いた。 自分の人生は自分だけのものだと、思いたいときもある。だけど、そう思うには、知らず知らずのうちにも、ふれあった人が多すぎて。

2023/06/06

[skr-shower]

ブックカフェ。夢をほとんど覚えていないので、示唆される夢って不思議。

2023/05/29