内容説明
アメリカとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろいアメリカの偉人」も役に立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
114
そもそもアメリカ合衆国が生まれたのはイギリスの植民地であった13か所が大陸会議を開き、独立を決議したことから始まった。1776年トマス・ジェファソンを中心に独立宣言を発表し、イギリス軍と戦って1783年パリ条約で独立が承認された。その後連合規約という独自のルールを作った。1789年アメリカ合衆国憲法で、人民主義と共和制を選択した。初代大統領ワシントンは、独立戦争によって生じた負債を中央銀行を設立して返済し、続く大統領が領土を西へと拡げていった。欧州との関係などをアメリカから見ると世界が違って見えてくる。2023/10/04
榊原 香織
65
イギリス植民地ヴァージニア、最初の植民者は全員行方不明。 政党と選挙人の話はあまり頭に入らない。 知ってるようで割と知らないアメリカ2023/04/23
まえぞう
26
アメリカの歴史は短いので、歴史の流れが主体だった中国とは異なり、同じ一冊でもかなり個々の事件に踏み込んでいます。ただ、アメリカは、歴史にはとらわれず、その時一番正しいと考えることを実行するそうですから、今のアメリカを知れば良いのかもしれません。2020/09/12
hk
21
『奴隷解放令は南軍弱体化政策』『北軍勝利で政治的に南部が強くなるという逆転現象』この2つの知見が本書からの大きな収穫だ。 まず北軍司令官リンカーンによる奴隷解放令は次の2つの経路により南軍を弱体化させた。…①人道的見地から正義は北部にあることを説き、南部に肩入れしたい海外勢力を牽制する②南部の黒人奴隷に逃亡を促し、南部農村経済を脆弱化させる… ②は初耳だ。だが確かに軍事活動の源泉になっている経済を叩くのは長期戦でのセオリーである。だから南部経済の中枢を担う黒人を離反させるため、奴隷解放令は絶妙手だった。2019/10/30
エムパンダ
20
イギリスの植民地から始まる歴史をざっくり学べた。トランプ大統領の記述で終わるので、バイデン大統領の施策と対中国戦略はこれから注視していきたい。先住民が迫害されて歴史から消されてしまっているが、「アメリカ」という国を建国したのは移民なので本書としては致し方ないか。2021/07/22
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