赤羽骨子のボディガード（３）

著者名：丹月正光【著】

講談社（2023/05発売）

• ISBN：9784065315613

内容説明

奴らの狙いはただひとつ、赤羽骨子を殺すこと――。
錚々児高校3年4組・威吹荒邦はある日、クラスメイトで幼馴染の赤羽骨子が殺し屋から命を狙われていることを知る。そして彼に託された使命は、赤羽に知られることなく1年間守り抜き、無事に高校を卒業させること。こうして秘密のボディガード学園生活が始まった！しかし「3年4組」にはさらなる秘密があって……!?
新感覚コメディ学園アクション開幕!!

錚々児高校3年4組は全員が赤羽骨子のボディガード。そして威吹荒邦の役目は、クラスの裏切り者を見つけること。
修学旅行中も赤羽を守りつつ裏切り者の手がかりを探す威吹だったが、宿泊先の自室で、いるはずのない尽宮正親と遭遇する。そして恋心を略奪したい正親の大胆な行動により唇を奪われる威吹。さらには、その瞬間を赤羽に目撃されてしまい……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホシナーたかはし]

あらくにが、ヘタレではなく先を見据えて告白しようとしているところと、過剰防衛でも不殺を貫く理由を知ると格好いい。19話あったかもしれない話は爆笑しました。まさか裏切者がもう顔出しするとは、予想外すぎて面白いす！

2024/09/16

[かなっち]

クラス全員が赤羽骨子のボディガードで、主人公の役目はクラスの裏切り者を見つけること。そんなコメディ学園アクションの第3巻は、修学旅行編でした。と言ってもキャッキャウフフしてる暇もなく、呼んでもないのに殺し屋さんはやって来て。その強さは半端なく、ドキドキ必須なのです。ですが、リーダー澄彦君の華麗な強さとカッコ良さに、違う意味でドキドキしました。主人公の負けず劣らずカッコ良い、別格の強さにも惚れ惚れして。果たしてプロの殺し屋が衆人環視の元で木刀を持って大勢で現れるのか、殺し屋を辞めたいからってヤクザから無傷で

2023/06/27

[笠]

3.5 尾嚙零一が率いる殺しを興行にする殺し屋集団「猟犬商会」に、呑頭会の組織「救世葬苑」。ネーミングセンスの絶妙な中二感に西尾維新イズムが流れている気がする。ストーリー展開はかなり速い。赤羽が威吹の告白を聞いてしまい、実質的な両思いになるのも早いなぁと思ったし、物語の推進力となっていた裏切り者捜しも、もっと引っ張るのかと思っていたが、3巻の最後で判明？　これも染島の時みたいなミスリードなのかな。親父の秘密とかも、あるだろうなとは思っていたけどかなりあっさり。ヒロインがウジウジしないタイプなのも好み。

2024/07/31

[もだんたいむす]

正親ちゃんがなんかマスコットキャラっぽくて可愛い。あとは澄彦が意味わからんほどカッコよし。

2023/10/21

[蒼]

早々に再読。澄彦くんがカッコよくてたまらん巻。

2024/09/19