幽霊ランナー

著者名：岡田潤【作】/マテウシュ・ウルバノヴィチ【装画】

金の星社（2023/05発売）

• ISBN：9784323073989

内容説明

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ぼくは消えない、絶対に。
ベストセラー『こども電車』の著者が贈る 異世界（ファンタジー）と現実（リアル）のシンクロから生まれる 心ゆさぶる物語


cover illustration マテウシュ・ウルバノヴィチ（映画「君の名は。」背景スタッフ）


マラソン大会を３年連続棄権している優は普段から影も薄く、みんなから幽霊ランナーと呼ばれている。しかし３回目の大会翌日から、登校時にわざと遅刻ぎりぎりの時間に家を出たり、グラウンドで走り込みをしたりして優は変わる。練習していると人知れず現れるという中学生ランナーの指導を受け、優はいつしか本格的な走法を身につけていく。そして４度目、小学校最後のマラソン大会がやってくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ユザキ部長]

じ、児童書だったのね。もっともっと深く掘り下げて読んでみたかった。小6じゃこれ以上は無理か。。。。

2017/12/19

[ミーコ]

マラソンを毎年途中で棄権していた優。中学生の先輩のコーチからの指導を受け、成長して行く姿が良かったです。美羽の 病気で亡くなったお兄さん いつまでも走り続けていたんですね。お兄さんが亡くなった為 家族も崩壊してしまい、美羽も、大好きだったお兄ちゃんが選手だったマラソンを観られなくなってしまったけど 立ち直る事が出来、ホッとする終わりでした。心暖まるお話ですが、サッカーやマラソンを妨害して来る他校の選手には腹が立ちました。

2017/10/23

[カール]

「こそあどの森」シリーズの作者かと思って借りたら、読み方はおなじだけと、あちらは淳、こちらは潤でした(^^;) 一度の失敗がトラウマになり、三年連続でマラソン大会を欠場した優。スタート地点に立つと胸がドキドキする気持ち、分かります。私もそんなタイプだから。でも、優の努力する姿を見て応援してくれた友達のおかげでそのトラウマは克服できました。何事もコツコツと継続する事が大事なんですね。しかし、まさかタイトル通りに幽霊ランナーだとは思いませでした。

2017/12/08

[tellme0112]

持久走シーズンに。

2019/12/12

[ひまわり]

優に走ることを教えてくれたのは…。美羽，よかったね。

2023/09/13