内容説明
エリス・ラースはラース侯爵家の令嬢。特に秀でた事もなく、特別に美しいわけでもなく、侯爵家としての家格もさほど高くない、どこにでもいる平凡な令嬢である。
……表向きは。
狂犬執事も、双子の侍女と侍従も、魔法省の副長官も、みんなエリスに忠誠を誓っている。一体なぜ? エリス・ラースは何者なのか?
これは、平凡(に憧れる)令嬢の、平凡からはかけ離れた日常の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
41
「転生しました サラナキンジェです」を読む前に購入してたのを忘れてしまってました😢。平凡なエリスになぜ秀でた若者が寄り添う?。なぜ惚れる⁇。これならサラナの方が面白かったなぁなんて不遜な事を。実は彼女やその家族ラース一家は・・。あまりに凄すぎてポカ〜んと。秀でた魔女令嬢物語とでも言いましょうか。続きいきます。2024/09/04
ぐっち
11
もちろん平凡なわけはない令嬢のひそやかな大活躍。私も魅了されてしまったかもしれません。2023/07/15
由貴
6
気持ち悪いという感想しか抱けなかった。狂犬と美しきその飼い主的な感じのをやりたいのかなぁと思ったけど狂犬っていうか駄犬って感じ。周りが次々エリスに心酔していってるけどエリスに人間味を感じられないというか、強いとか美しいとかそれはそれでいいんだけど周りが心酔するのも納得するような内面の魅力を知りたかった。それが分からないのに周囲はどんどん心酔していくから結局冒頭の感想に至る2024/11/29
りんりん
6
★★☆ 2023/06/03
kinta
5
平凡とは?と言いたくなる彼女だけでなく、周囲も。まあ変人奇人の大集合。普通の秀才が哀しくなるくらいの異常っぷり。その中で平凡を貫けているエリスの心意気や良し。活躍は影にきちんと収まっているしww。ある意味タイトルを狙って裏切る狙い撃ち。素晴らしい。2024/03/05