内容説明
エリス・ラースはラース侯爵家の令嬢。特に秀でた事もなく、特別に美しいわけでもなく、侯爵家としての家格もさほど高くない、どこにでもいる平凡な令嬢である。
……表向きは。
狂犬執事も、双子の侍女と侍従も、魔法省の副長官も、みんなエリスに忠誠を誓っている。一体なぜ? エリス・ラースは何者なのか?
これは、平凡(に憧れる)令嬢の、平凡からはかけ離れた日常の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
10
もちろん平凡なわけはない令嬢のひそやかな大活躍。私も魅了されてしまったかもしれません。2023/07/15
りんりん
6
★★☆ 2023/06/03
kinta
3
平凡とは?と言いたくなる彼女だけでなく、周囲も。まあ変人奇人の大集合。普通の秀才が哀しくなるくらいの異常っぷり。その中で平凡を貫けているエリスの心意気や良し。活躍は影にきちんと収まっているしww。ある意味タイトルを狙って裏切る狙い撃ち。素晴らしい。2024/03/05
ほにょこ
3
★★★☆☆ タイトルに「最強」とか入っているとそれだけで読む気がなくなりますから、このタイトルはいいですね。実際には全然平凡ではなかったですが、悪くはなかったです。続編が出たら読んでみてもいいかなと思えるくらいの面白さはありました。2023/06/13
菊地
1
平(然と)凡(俗を手のひらで転がしているよう)な令嬢2023/05/21