集英社学芸単行本<br> 激走! 日本アルプス大縦断 TJAR2022 挑戦は連鎖する

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

集英社学芸単行本
激走! 日本アルプス大縦断 TJAR2022 挑戦は連鎖する

  • ISBN:9784087817355

ファイル: /

内容説明

2022年8月に開催された日本一過酷な山岳レース
「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」。
台風直撃! 進むか、リタイアか!?
そして自分の限界を超えられるか?
極限の人間ドラマが満載の熱走ノンフィクション!

NHK BS1で放送(2022年11月5日「不撓不屈の男たち」
および11月12日「挑戦の意味」)。
書籍化シリーズ第3弾!

●「トランスジャパンアルプスレース」とは?
 ・行程/富山湾→(北・中央・南)アルプス縦断→駿河湾
 ・距離/415キロ
 ・制限時間/8日間以内
 ・累積標高差/2万7000メートル(富士山登山7回分)
 ・宿泊先/山小屋は不可。露営(テント、ツェルトなど)のみ
 ・山小屋での飲食、食料購入は不可。
  (山中で食べる食料は、地上から背負っていく)
 ・幻覚、幻聴/ほとんどの選手が体験
 ・参加選手/30名
 ・賞金、賞品/一切なし

●「トランスジャパンアルプスレース2022」参加選手たち(年齢は大会時)
  大阪のレスキュー隊長、新記録を狙う最強の挑戦者/土井陵(40歳)
  静岡の山岳救助隊副隊長、4連覇達成の絶対王者/望月将悟(44歳)
  名門大学陸上部で挫折……誇れるものを持ちたいと奮起/石尾和貴(33歳)
  海自特殊部隊から内勤に。燻る思いを完全燃焼させたい/西田敦洋(37歳)
  選考会で3連続落選。それでも黙々と練習を重ね初出場/稲崎謙一郎(54歳)
  メガバンク勤務。会社に行きたくない日々を経て……/坪井伸一(54歳)
  「医者から見ても健康にいいわけがない」と語る整形外科医/井嶋健一(59歳)
  ……ほか、元DJ、ホルン吹き、刑務官、石工職人、太鼓部顧問ら計30名。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

14
2012年のTJARの文庫を読んで感動した。今回は2022年のTJARということで、期待して読んだ。すると、2012年優勝の望月選手が走っていた。10年前とは違う姿が見られたが、それはそれでよかった。何にために走るのか。1人ひとりが様々な思いをもって挑戦していた。2023/08/15

オカヤン

8
図書館。30人限定のTJAR。新潟の海岸から、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、静岡県大浜海岸まで415km。制限時間は24時間✖️8日。2012年にNHKで放送されて認知される。自分は2022年に偶然同じ時期に北アルプスにいてその熱気に触れる。30人みんなにドラマがあって、痺れた。ゼッケンが年齢の若い人順なのも面白い。とにかく、チャレンジは素晴らしい。多くの参加者が失格でなく、自分で判断してリタイヤしているのも、山の事故を減らす意味でも有意義と感じた。2023/09/20

ゆきむら殿

5
文章で読んでも凄い。 裏側も少し見れて面白かった。2023/05/04

ぶんぶん

4
最近激ハマりしたtjar。自身は余暇程度でトレランや登山を嗜んでいるが、ひとつの山を上り下りするだけでヘロヘロになる。それを8日以内で駆け抜けるなんてとにかく尋常ではない。いや、本当にヤバすぎる。本自体はとにかく読みやすく、取材陣からの視点で選手のバックグラウンドも含めて書き連ねる。そこには特別な人間のみが参加しているレースではなく、ごく普通の人間達が、努力を積み重ねて挑戦し続ける、愚直さとひたむきさを感じた。好山病な自身としては2日で一気読みであった。2023/06/11

なおひろ

4
コーフンして一気読み。 なんであれ挑戦し続けることが大事だよな。 2023/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20981432
  • ご注意事項