文春文庫<br> 鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 由比ヶ浜協奏曲

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文春文庫
鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 由比ヶ浜協奏曲

  • 著者名:鳴神響一【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2023/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167920425

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内容説明

演奏会を襲った惨劇。コンマスは何故殺されたのか? 凸凹コンビが事件に挑む!!
鎌倉で管弦楽団のコンサート中に、コンサートマスターが殺される事件が起こる。早速、亜澄と元哉の凸凹コンビは事件を調べるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

72
鎌倉で開催された新日本管弦楽団の演奏会で、コンサートマスターが殺害される事件発生。鎌倉署の刑事・小笠原亜澄と神奈川県警の吉川元哉は事件の真相を追う。まずはコンサートの舞台上で殺人が起こる冒頭がなかなかの臨場感。捜査場面はコンサートホールの雰囲気が目に見えるようだし、いろんな音楽家が出てきて聞き込みする展開は興味深い。実在感のある個性豊かな人が多く、オーケストラの内情やら給与とかも語られてなんともリアル。小笠原亜澄のキャラも前巻同様ウザかわいいわりに、事件の謎もちゃんと解く。鎌倉という土地の情緒も味がある。2023/06/12

yukision

53
シリーズ2作目。クラシックコンサートの最中にコンサートマスターが殺され,亜澄と元哉のコンビが周辺の聞き込みを始める。姉御肌の亜澄と,子供の頃から彼女に引きずられっぱなしの元哉の関係性が微笑ましい。さりげなく鎌倉の街案内もあり楽しく読んだ。2023/10/28

よっしー

33
シリーズ2作目。コンサートの最中に花形でもあるコンマスが死ぬという中々に衝撃的な所から話が始まりました。そもそも事故なのか殺人なのか…。音楽の世界は狭きもんですし、才能だけでは難しいところもあるのだろうと感じる所が多くあるのでは…と感じてしまいました。個人的には何とも後味の悪い終わりというか、嫌な世界だったというか…。複雑な気持ちになりました。2024/06/06

ひぬ

23
【電子】管弦楽団のコンサート中にコンサートマスターが殺される事件が起こり、事件を調べる事になった亜澄と元哉。ブルートゥースでのロボットアーム捜査とか、いかにもなモダンな事件です。クラシックにはある程度精通していますが、これは思った以上にマニアック。関係者に次々と聞き込みしていく形で三浦の人物像、そして事件の真相がどんどん明らかになりますが、なんか色々とやるせない感じです。なんかシリーズ1巻目を読まずに2巻読んじゃいましたが、なんとかなりました…2024/07/14

20
さくさくと♪読みながら前作を思い出してました…。次作は、こうならないように。読みやすいからよね。2023/06/15

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