政治家の喧嘩力

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政治家の喧嘩力

  • 著者名:松井一郎
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  • PHP研究所(2023/04発売)
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  • ISBN:9784569854472

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内容説明

政治家は何のために存在するのか? 理不尽な税金の使われ方に憤りを覚え、行政の既得権益や「安定した身分としての政治家」というタブーと切り結んだ男・松井一郎。「府議会はバッジをつけた会員の馴れ合いサロン」「怒りをなくした政治家は去れ」。自民党と訣別し、大阪維新の会を立ち上げた改革の仕掛け人が、持続可能な日本をめざし「馴れ合い政治」と闘った20年を述懐する。さらに安倍晋三・菅義偉・橋下徹ほか各氏との秘話を通じ、熟練した政治家たちの「喧嘩の技法」を開陳。摩擦や対立を恐れる日本人を惰眠から目覚めさせる。 〈目次〉序 政治家20年、「喧嘩」の連続だった 第1章 「怒り」こそ政治家としての原動力 第2章 既成政党の維新包囲網を突破する 第3章 既得権益に挑み、成長を取り戻す 第4章 政治家の喧嘩力 第5章 政治家よ、とんがって理想を語れ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイトウ産

8
15/5大阪都構想僅差で否決。20/11大阪都構想またも僅差で否決。しかし、大阪府市どちらも維新が首長を勤めるバーチャル都構想の下、大阪は強くなった。「大阪公立大学」「地下鉄民営化」「万博誘致」成果は凄まじい。大阪府市を統合しなくとも、維新が継続すればそれで良いと民意が判断したのだ。松井さんは03年に大阪府議に当選。08年にカリスマ橋下知事を仲間に。その後、毒された自民党から離脱し、維新の会を立ち上げ。安倍さん、菅さんという偉人の力を得ながら合理化を推進も、下品に喧嘩し過ぎた。既得権益から目の敵にされた。2024/02/08

みじんこ

6
著者がどのような経緯で自民党を飛び出し、政策実現をしようとしたのかがよく分かった。安倍・菅両名との結び付きの深さも改めて知る。馴れ合い政治や税金の使われ方への怒りが著者をここまで突き動かす原動力になったとも言え、当然負の面などは語られていないが、維新のような従来とは異なるやり方でなければ旧態依然とした状況の改革が進められなかった面もあったのも事実だろう。5章では著者の政治観が語られており、スケジュールを決めなければ物事は進まないことや増税されてから怒っても遅いことなど、もっともだと思わされる。2023/05/01

Shigenori

3
『私にとって、「大阪都構想」は政治家としての最後の大勝負だった。結果的には負けたが、「負け方」には満足している。それどころか、私の政治家人生の中で最も納得できる喧嘩だった、といってよい。(中略)満足できる敗北で喧嘩を終えたとき、政治家としての私を衝き動かしてきた怒りはもやは残っていなかった。引退の潮時だと思った。』元日本維新の会代表で、大阪府知事、市長を歴任し、盟友橋下徹氏と共に大阪を変えた政治家 松井一郎氏による自らの政治家人生を綴った一冊。まだ50代、もう少し頑張って、後輩政治家を育てて欲しかった。2023/06/08

ひろ

2
概ね内容には賛同。ただ、政治家には政治家を辞めても自立できないといけないという主張は、サラリーマンにとってはきつい。理想的にはそうだか。2023/10/30

ふみりな

2
他の野党と比較すれば維新の主張や行動はやはり筋が通っているように思う。大阪万博、IRが関西経済や社会生活にどのような影響を及ぼすか興味深い。2023/08/08

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