内容説明
異世界に転生したエドは六歳で前世の記憶を思い出す。しかし、エドが生活していたのはなんとスラム街だった! 彼の両親は行方知れずで、幼馴染のエルフ・ミーニャの家族と暮らしていたが、食事はほぼ豆だけの極貧生活。
まずは豆だけの食生活から脱却するため、エドは前世の知識を活かし、鑑定魔法で食べられる野草やキノコを採取しながら、ただの野草とみなされていたものをハーブティーとして売ったり、ノイチゴをジャムにしてだんだん食生活を改善させていく。
そんなエドとミーニャはもう一人の幼馴染で攻撃魔法が得意なラニアとともに、近くの森でゴブリンや一角ウサギを狩ったりしながら、異世界のスラム街でおいしいご飯と豊かな生活を目指していくのだが――。
異世界のスラム街から、スローライフで成り上がる!? エドの自由な異世界ライフが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
1
主人公は一人暮らしをしていて、そこにヒロイン一家が 同居するようになったという解釈でいいのかな。 チートであるが地味。 地に足付いた稼ぎかたで日々の暮らしが上向き始める。 すでにスローライフを実現できていると思うがどうか。 2023/11/03
菊地
1
「スラム街」という響きからは暗い・荒んだ印象を受けるけど、前世知識で極貧から脱出してからは「貧しい中でも小さな幸せを見つけるスローライフ」みたいな感じになったので、心理的な負担なく楽しく読める。 少しずつ小さな幸せを積み重ねる感じが好き。2023/04/29
トルネードG&T
0
いつの間にか久しぶりの異世界小説です。素材集め要素のあるRPGとかだと、初期にその辺の草木や低級素材を集めまくって金策をやるフェーズがあったりなかったりするわけですが、本作はそれ系のそのあたりの楽しみにフォーカスして小説に落とし込んだような形です。本作で理由無く与えられるスキルとして鑑定と収納がありますが、このあたりはゲームUIと考えれば極めて標準的な機能ですね。あとは探索しながらマップ理解を少しずつ深めていくということで、登場人物や場所も少しずつ広がっていくのがわかりやすくていいですね。2025/02/09
hadu//桃宮葉月
0
読了。割ときっちり最底辺な暮らししてる描写と、逆にそんな環境の割に妙に平和な感じが不思議な味わいだなぁ。 "異世界転生スラム街からの成り上がり ~採取や猟をしてご飯食べてスローライフするんだ~ 1…"(滝川 海老郎, 沖史慈宴 著) https://twitter.com/forestia_works/status/16560550373770240012023/05/10