内容説明
現代聖書学については「二十世紀で最も進んでいる学問は原子物理学と聖書学であるといわれるほど発達した」(山本七平)とされる。イエスの実像に迫るには、マルコ・マタイ・ルカ・ヨハネの四つの正典福音書が典拠となる。その分析から導き出されたのは、イエスの風貌とユーモアが、寅さんの世界に類似しているとの意外な発見であった。読者が一気に読破できるように、大きな反響を呼んだロングセラーの表現や論理をより明確化。寅さんとイエスの風貌がより生き生きと見えてくる、待望の改訂新版。
目次
改訂新版によせて/プロローグ/第一章 「人間の色気」について/1 寅さんの場合/(a)寅次郎あじさいの恋/(b)純情篇/(c)寅次郎紅の花/2 イエスの場合/(a)情欲をもって女を見る者は誰でも、すでに心の中で女を姦淫したことになる/(b)イエスをめぐる女性たち/第二章 「フーテン(風天)」について/1 「ふうてん」という言葉/2 寅さんの場合──フーテンの寅/(a)フーテン性(I)──常識をはみ出した者/(b)フーテン性(II)──故郷を捨てた者/(c)甘えの場/3 イエスの場合──風天のイエス/(a)フーテン性(I)──常識をはみ出した者/(b)フーテン性(II)──故郷を捨てた者/(c)甘えの場としてのアッバ/(d)天の風/第三章 「つらさ」について/1 寅さんの場合──《男はつらいよ》/(a)恋のつらさ/(b)別離のつらさ/2 イエスの場合──神はつらいよ/(a)イエスが示す神の顔/(b)神の痛みの神学/(c)神の沈黙と人間の自由/第四章 「ユーモア」について/1 寅さんの場合/(a)夕子の入浴をめぐる会話/(b)「りんどう」と坊さんの話/(c)インテリの恋/2 「ユーモア」という言葉/3 イエスの場合/(a)「放蕩息子」(ルカ福音書)と「長者窮ぐう子じ」(法華経)の譬え話/(b)笛吹けど踊らず/(c)創造における神のユーモア/エピローグ ユーモアの塊なる寅さんとイエス/あとがき/注/地図・系図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
静かな月を見てる
takao
狐狸窟彦兵衛
-
- 電子書籍
- 冴えない王女の格差婚事情【ノベル分冊版…
-
- 電子書籍
- おっとり令嬢は騎士団長の溺愛包囲網に気…
-
- 電子書籍
- 赤騎士は金の亡者になりません【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- 戦略的思考トレーニング - 目標実現力…
-
- 電子書籍
- 明治天皇“すり替え”説の真相 - 近代…




