内容説明
明治天皇はすり替えられていた……。この近代史最大の謎が語るものはいったい何なのか。明治天皇すり替え説を複層的な視点から検証し、この説に隠された真実を通して、明治という時代の闇と、それに連なる現代日本の歴史・社会構造を鋭く斬る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すしな
18
082-22.歴史こぼれ話的な気軽な感じで読み始めたら、ダビンチコード並みにスケールが大きすぎて若干消化不良気味でした。日本が明治維新で開国するにあたって、国内向けの表の天皇陛下と国際向けの裏の天皇陛下に分けることになって、孝明天皇の代で表向き崩御された事にして国際秘密勢力の任に就かれて、本物の明治天皇もそちらの方へ行かれたのだとか。その後150年が過ぎましたが、なんとなく、グローバリズムと日本の伝統の相性は良いとは言えないとところを見ると、義経がチンギスハンになった話的な感じがしなくもないですね。2022/06/25
寅次郎
4
「落合秘史」なかなかでした。話半分と云うよりかなりの確立で信憑性が高いのでは?明治天皇はさておき、小栗の行方は充分裏づけされた事実だと想っています。 2014/10/11
みぃくん
2
ネタ的には面白い。結局真実は闇の中。天皇家ってタブーが多いよね。2015/04/25
あきこ
2
以前から気になっていた「すり替え」説。確かに面白い説だけど、本当はどうなのか、知りたかった。本書では落合氏が細かく立証しているが、ややこし過ぎるのと、今までの歴史史観が散ってしまうほどの論理の転換に驚いてしまう。歴史は勝者の作るもの、今までの史観が反転するのは道理だが、タブーというよりどちらでも良くなった。2014/11/09
Gabachom
1
逆転の日本史よりは詳しいです。 しかし結論は保留されている。大内氏の末裔の不満を抑えるために、明治天皇がすり替えられたというのは、唐突にも思えるが、長州からの首相の輩出数が多いことから、何らかの力が働いていると説得力がある。この力が、太平洋戦争に駆り立てたことも示唆されており、現在までその思想が続いているのかと恐ろしくなる。 奇説かもしれないが、ありえるのかもしれないと、思わせる。2015/09/20
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