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内容説明
ドイツで暮らす写真家、塁。同居人であるオスカーの提案で、突然の旅行が決まったある日。とある事件をきっかけに、二人は謎多き少年に出会う。「母親のもとに連れて行ってほしい」と言う少年。最初はまったく取り合わないオスカーだったが、少年の必死な様子に結局連れて行くことに。生意気な少年と、怒りっぽいオスカー、そしてお人好しの塁。見事に性格がバラバラの三人だったが、実は塁にも、オスカーにも、誰も知らない暗い過去があった。それぞれ「家族」に傷を抱えた、不器用な男たちを乗せて、一台のトラバントが走り出す――。ドイツを舞台に巻き起こる、切なくひたむきなヒューマンドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かな(^^)よ
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☆4.02023/07/02
せら
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ドイツが舞台と聞いて、海外舞台ものが好きな私としては読まずにはいられませんでした。 訳あり男性2人と母を探す少年とのドイツ旅が始まった第1巻。 現時点では何となく『北北西に曇と往け』と雰囲気が似ているな、という感じ。 ドイツの福利厚生事情とかも知れて、日本もこうなってくれたら良いのになと思ってしまいました・・・。2023/06/24
たけのこ
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目的も場所も決めずに旅にでたら、少年をひろい、彼のお母さんを探すことに。ドイツ留学していた先生自身の経験をもとに描かれる街並みがシックで魅力的です。お母さん探しは一筋縄ではいかなさそうですが、少年に幸あらんことを祈らずにはいられません。2023/05/10