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内容説明
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あやしくもふしぎな八つの物語。
もう使われていない古い音楽室からポローン、ポロンと、音が聞こえてくる。いってとびらを開けてみるとなんとそこにいたのは!?
サッカーの朝練のために公園に行ったが、あたり一面霧に包まれていて何も見えない。蹴り込んだサッカーボールが霧の中に消えてしまい、怖くなって家に帰ろうとすると……。
吹雪の中、温泉目指して車を走らせていると、どんどん道が狭くなって、どうにも身動きとれなくなり……。
読後ぞわぞわっとするふしぎな怖い話しを8つ収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめか*
34
奇妙で不思議な短編集。自分が今小学生だったら図書室で手に取っていただろうと思い、手に取った。大人でもさくっと楽しめるお話だった。ピアノ鍵盤の象牙の象が夜にピアノ鳴らす「ピアノ」、魔女の家のアリサちゃんと仲良くなる「魔女の家」が特に好き。不思議な猫谷温泉の街に迷い込んでしまう「猫谷」、月の音を聞くおばあちゃんと水辺に浮かんだ月をくみにいく「月の音」は微笑ましく、猫の恩返しのような「藤棚」や、魚玉という玉にまつわる噂話をめぐる「魚玉」はラストがちょっと不気味。どのお話も怖さの加減が丁度良くて小学生に薦めたい!2024/11/12
ちえ
34
書店で表紙の絵が気になって手に取った。富安陽子さんの本ということで、読みたいな、と思っていた。週末行った図書館で見つけて借りてきた。〈あやしくも不思議な八つのものがたり〉確かにちょっとぞくぞくするお話。「猫谷」「魔女の家」「よらず池」「藤棚」が好み。2023/12/21
ケ・セラ・セラ
28
ちょっとばかり背筋が冷んやりする不思議な話8篇。怖いというよりも、夢でも見ていたのだろうか、あれは一体何だったのだろうかと思うような、そんな奇妙な出来事たち。『ピアノ』は思わぬ切り口でとても良き。『猫谷』『よらず池』はありがちなシチュエーションなんだけど、だからこそ読みながら気分がザワザワ。『月の音』『魔女の家』は主人公が歳をとっても忘れがたいファンタジー風。主に主人公は小学生で、対象は中学年からでしょうか。怖さのさじ加減が品良く丁度いい。2023/06/18
ヒラP@ehon.gohon
26
富安陽子さんの世界は、様々な空想の世界に自分を導いてくれます。 その一つが妖怪の世界でしょうか。 山村浩二さんとのコンビで描いた絵本の流れでこの本を手にしましたが、挿し絵以上に映像が浮かんできました。 理由のわからない不気味さを醸し出す短編たちは、そのまま絵本になっても良いような気がしました。 さり気なく、身近でイメージできる世界でした。2025/05/12
anne@灯れ松明の火
24
新着チェックで予約。富安さんの新作は、タイトル通り”不思議”、そして、”怪しい・妖しい”短編集。もう使われていない古い音楽室からピアノの音が……。そこにいたのは? 走っても走ってもたどり着かない温泉とは……? 魔女の庭に、入ってしまった女の子は……? ”よらず池”の名前の由来は実は……? 読み終わるたびに、ぞわぞわっとして、後ろを確かめたくなるお話。こういう話に、山村浩二さんの絵は何としっくりくることか。名コンビだ♪2023/05/23
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