ふしぎ草子

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ふしぎ草子

  • 著者名:富安陽子【作】/山村浩二【絵】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 小学館(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784092893245

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内容説明

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あやしくもふしぎな八つの物語。

もう使われていない古い音楽室からポローン、ポロンと、音が聞こえてくる。いってとびらを開けてみるとなんとそこにいたのは!? 

サッカーの朝練のために公園に行ったが、あたり一面霧に包まれていて何も見えない。蹴り込んだサッカーボールが霧の中に消えてしまい、怖くなって家に帰ろうとすると……。

吹雪の中、温泉目指して車を走らせていると、どんどん道が狭くなって、どうにも身動きとれなくなり……。


読後ぞわぞわっとするふしぎな怖い話しを8つ収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちえ

32
書店で表紙の絵が気になって手に取った。富安陽子さんの本ということで、読みたいな、と思っていた。週末行った図書館で見つけて借りてきた。〈あやしくも不思議な八つのものがたり〉確かにちょっとぞくぞくするお話。「猫谷」「魔女の家」「よらず池」「藤棚」が好み。2023/12/21

ケ・セラ・セラ

25
ちょっとばかり背筋が冷んやりする不思議な話8篇。怖いというよりも、夢でも見ていたのだろうか、あれは一体何だったのだろうかと思うような、そんな奇妙な出来事たち。『ピアノ』は思わぬ切り口でとても良き。『猫谷』『よらず池』はありがちなシチュエーションなんだけど、だからこそ読みながら気分がザワザワ。『月の音』『魔女の家』は主人公が歳をとっても忘れがたいファンタジー風。主に主人公は小学生で、対象は中学年からでしょうか。怖さのさじ加減が品良く丁度いい。2023/06/18

anne@灯れ松明の火

23
新着チェックで予約。富安さんの新作は、タイトル通り”不思議”、そして、”怪しい・妖しい”短編集。もう使われていない古い音楽室からピアノの音が……。そこにいたのは? 走っても走ってもたどり着かない温泉とは……? 魔女の庭に、入ってしまった女の子は……? ”よらず池”の名前の由来は実は……? 読み終わるたびに、ぞわぞわっとして、後ろを確かめたくなるお話。こういう話に、山村浩二さんの絵は何としっくりくることか。名コンビだ♪2023/05/23

バニラ風味

14
ちょっとドッキリしたり、背筋が寒くなるようなお話が8編。山村浩二さんの無表情な妖怪チックのイラストが、お話にマッチして、とてもよかったです。満月の夜、月の音を聞き、池に映った月をすくいに行く「月の音」が素敵でした。読みやすくて、面白くて、一気読み。2023/06/23

あおい

14
ちょっとゾクゾクするあやしくも不思議な8つのお話。怖さの匙加減がちょうどいい。使っていないはずの教室からピアノの音がする「ピアノ」魔女と呼ばれるおばあさんの家に落とし物を取りに行く「魔女の家」が好み。山村浩二さんの絵がお話の雰囲気にピッタリ。2023/06/17

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