内容説明
グリーン・ゲイブルズに住むマシュー、マリラ老兄妹のもとに、孤児院から、やせっぽちでそばかすだらけの赤毛の女の子がやって来た。「私のことは『e』のついたアン(Anne)で呼んでくれますか?」一風変わったその女の子、アン・シャーリーは、持ち前の明るさと豊かな想像力で村の皆を魅了する。美しい自然のなかで成長していく多感な少女の姿を描いた永遠の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
39
《購入本》多読9冊目。ラダーシリーズもLevel3では知らない単語や言い回しもやや多かったが、それでも本書は以前にアニメも海外ドラマも小説も読んでいたので、比較的スムーズに読み終えることができた。リライト版とは言え、重要なシーンは原書に近く書かれており、情景や雰囲気がストレートに伝わってきた。ラストシーンのアンの言葉が胸の中で繰り返し響く。時をおいて再読したい。2017/06/22
tamako
14
やっと読み終わった! 英語初中級くらい向けのダイジェスト版なので、リンド夫人は出てこないし、牧師さん夫妻をもてなすエピソードもバッサリカットだけど、エッセンスはしっかり伝わった。オリジナルが子ども向けではないので、こちらで雰囲気が味わえて良かった。やっぱり名作だよなあ。ミニーメイの看病、ギルバートとのライバル関係、ボートのハプニング。全てにワクワクさせられる。2024/02/18
ヒナコ
11
英語多読学習者向けにリライトされた『赤毛のアン』。簡単な単語で構成されているものの、アンの成長がよく表現されていたと感じた。というのは、孤児院から里親のマシューとマリラのもとへやってきたときのアンのセリフは子供にしては非常に冗長かつ鷹揚で、読んでいて気に障るところも多かったが、学校に行って以降のアンのセリフは簡潔になっており、それがお喋りなアンの成長をよく表していた。 プロット的には何ということのない少女の成長物語であるが、アンのセリフの変化を味わうことで、楽しい読書ができるように思う。2022/12/26
アノニマス
9
かなり前に翻訳版の赤毛のアンを3巻くらいまで読んでいておおよそのあらすじは覚えていた。ラダーシリーズで読み返してみるとやはりアンは赤毛であることを常に気にしているのでギルバートの言葉はピンポイントでコンプレックスをえぐってしまったんだな…。wikiに2009年に9巻が出版されたことが書かれていた。すごい。2024/07/01
YVI
9
最初からおじさんが良い人なので安心して話を追えた。一冊を通して人間としての成長が見られるのが良いと思った。アンも、おばさんも。アンをからかったギルも、ダイアナも。2021/06/06
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