内容説明
目には見えないが……
確かに感じる、怪異の臭い!?
訳アリなふたりが探るのは、人知を超えた「怪異の謎」。
「お困りごと、承ります。
ようこそ、怪異相談処、がらくた堂へ」
薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。
万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。
それは杠葉自身に悲しい過去をもたらした”とある怪異”を探すためでもあった。
相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。
大切な人を奪われ、幸せな日常を破壊された者たちを救うべく、彼らは立ち向かう――この世ではない不思議な世界へ。
切なくも哀しい想念の果てにある真実とは……!?
沖田 円、渾身の最新作!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
59
弟が怪異に攫われた(と思っている)店主・杠葉と母が怪異に攫われた後生まれた「神の子」(そのため日常生活におかしな面があり普通の仕事を続けられない)店員・遊馬が怪異に対処する一種のバディ物。もう少し骨董品よりの物語だともっと好みなのになあ、と欲深い気分で読了。2023/12/30
NAO
50
『杠葉古物堂』は『がらくた堂』という別名で怪異相談処をしている。店主の杠葉伊織は怪異の相談処をしながらあちらの世界へ行ってしまった弟を探している。相方は、怪異の臭いがわかる遊馬。怪異譚は3つ。「山彦の家」は、最初の話だけあってそれほど怖くない。「少女の箱庭」は、夢の中で怪異に取り込まれてしまった少女の話。なぜ彼女が怪異に取り込まれてしまったのかがはっきり書いてないだけに、怖い話だ。「深海の目」に出てくる怪異もかなり不気味。その奥に隠れている存在が見え隠れするのも不気味だ。この話、きっと続きがあるのだろう2026/01/27
はつばあば
39
カナエトメイの続きがまだ無かったのでこちらを。ファンタジー要素たっぷりの作家さんであるとは知っていましたが・・。古民家で古道具を扱う店の2階では怪異の相談も受け付ける。優雅だねぇと思っていたらなんと地代が入る悠々自適の御曹司。でも彼には双子の弟が行方不明、そして彼に拾われた?青年は(少年に思えるのだけど)神?と母との間に生まれたせいか臭いで怪異を感じることができる。 3つの物語がそれぞれに怖いのだけど人が直接関わって悪い事をするんじゃなくアヤカシが人を操るお話。私にとってはAIも同じような怖さを感じるが。2026/04/02
坂城 弥生
37
怪異相談を受け付けるワケありの二人。2023/11/23
キナコ
26
ライトホラーノベル。人間と怪異の子である遊馬と、兄弟が怪異に拐われた杠葉のコンビが怪異を解き明かしていく。本作は3つの短編構成。ライトノベルなだけあり文章はあっさりと読めた。シリーズ化するのか、続きがありそうな終わり方。無理矢理な展開もなく、ホラー要素も少なめなため怖いものが苦手な人でも読みやすそう。2023/06/13
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