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内容説明
日本の国際収支の不均衡は80年代後半に株価・地価の急上昇を引き起こし、その後の引締め期での資産価格暴落、金融システムの不安を招いた。日銀の金融政策を問う。
――「はしがき」より
本書は、私の過去10年近い期間の日本経済を中心とした実証研究をまとめたものである。経済理論の過度の抽象性と現実との関係の希薄さにあきたらなかった私は、日本経済の実証分析を主な研究テーマとした。現実を100%説明したり、将来を正確に予測するのは困難だが、経済理論はこうした作業にある程度は役立つし、また現実を説明しようとして新しい理論モデルを考えることは一層重要である。
目次
はしがき
図表目次
序章 本書の目的と主な結論
第1章 総論
第2章 日米の財政政策と経常収支変動
第3章 1980年代の経常収支黒字──短期的視点からの分析
第4章 1980年代の日本の長期資本流出
第5章 1980年代の円ドルレートに関する補論
第6章 1980年代の日本の株価・地価
第7章 金融政策の政治経済学
第8章 資産価格変動とマネーサプライ
あとがき
引用文献
人名一覧
事項一覧



