内容説明
埋もれた傑作から実現しなかった短編集まで、入手困難な幻の名作の数かずを紹介、多くのミステリー・ファンを古書店へと走らせた伝説の名コラム「プレイバック」をはじめ、カー、クイーンら最愛の作家たちをめぐるエッセイ、ブランド、ジェイムズを訪ねた英国ミステリー紀行、007シリーズにみる奇妙な国ニッポン、初めて読んだミステリーの思い出、美食や子供をテーマにした架空のアンソロジー、ミステリー映画と原作の関係などなど、クラシックから現代ミステリー、モダン・ホラーまで、その多彩な魅力を語り尽くしたミステリーの達人、山口雅也の初のエッセイ集。
目次
ミステリーの旅その他の旅
プレイバック
これより先、ミステリー領域
ミステリーの葡萄酒、シネマの麺麭
ミステリーの友
ミステリーに似た人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベック
4
山口氏の筆は大好きなミステリを語らせたら縦横無尽で、ミステリーのもつ可能性、あらゆるジャンルにみられるミステリー的考察、そして書評と様々な形でミステリの魅力を語りつくしている。
そーだ
2
ミステリー作家・山口雅也先生のエッセイ集。数多くのミステリー(大部分は海外の作品)について述べられている。前から本格ミステリーの作家さんは海外ミステリーに精通してる人が多いという印象を抱いていたけど、山口先生は多分別格なんじゃないだろうか。自分はあまり海外ミステリーを読まないので、この本を参考にいくつか読んでみたいと思った。講談社文庫(2001年)収録。2014/06/27
kanamori
0
☆☆☆2012/10/21
てっちゃん
0
1997年9月24日に読了
慧
0
★★1/2