裏少年サンデーコミックス 弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい（５）

著者名：ゆうきまひろ【原作】/武村勇治【漫画】

小学館（2023/04発売）

• ISBN：9784098520060

内容説明

ファスト映画編、完結！！

漫画を愛し漫画家を夢見てアシスタント業に励む主人公・亜蘭陸法（あらん・りくのり）は、実はスゴ腕弁護士。
違法動画「ファスト映画」問題から始まった映画界を脅かす巨悪を追い続ける亜蘭だったが、ついに決着をつけ悪に鉄槌を下す！

そして新たな問題が勃発！？
漫画制作の日々に戻る中、作業場を訪れたのは亜蘭も大ファンである漫画家・渚莉久（なぎさ・りく）。
凄久先生の元アシスタントである彼女は、迷惑行為でわざと炎上し話題を攫う迷惑系配信者・クロミカドノに付き纏われていた！
しかも彼女には作家生命に関わる悲劇的な過去があり、クロミカドはその過去をネタとして狙っていて…

命をかけ才能をかけ作品を生み出す漫画家を守りたい。
亜蘭陸法の物語、最終章が開幕――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もだんたいむす]

法律と物理で殴るという姿勢が大好きな作品だが、あまりにも治安が悪すぎでは？新シリーズが開幕早々ヤバい。

2023/04/23

[猿山リム]

　５巻故基本構造は割愛。 　ファスト映画編が片付き、人気漫画家が迷惑系動画投稿者に付き纏わられる話が始まる。 　弁護士を主人公に、著作権周りを中心に、多くの読者の身近なテーマを取り扱っている作品だと思うが…。 　影の巨大犯罪組織や、殺人鬼に襲われた云々など、日常からかけ離れた展開に持ち込むのは、本来この作品で訴えたいテーマから言ったら逆効果な気がしてしまう。 　弁護士漫画とバトルアクションの両立から、アクション漫画のファンに作品愛の大切さをアピールしたいのかもしれないが、効果があるようにも思えない・・・。

2024/03/02