内容説明
金型でつくられた成形品の形状を正確に測定することは製品の高品質化・高精度化を進展させるうえで不可欠な技術であり、今、その形状測定の手法として3次元測定が注目されている。3次元測定の手法にはプローブによる接触式およびレーザーや光、X線などによる非接触式があり、成形品の形状全体を点群データとして測定するため2次元測定に比べてより正確に形状を測れる。 特集では、金型で成形されたプラスチックやダイカストなどの成形品の形状測定について、3次元測定するうえでの基本と測定技術や装置を用いるうえでのポイント、メリットをわかりやすく紹介する。