ハヤカワ・ミステリ文庫<br> バースデイ・ブルー

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ハヤカワ・ミステリ文庫
バースデイ・ブルー

  • 著者名:サラパレツキー【著】/山本やよい【訳】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 早川書房(2023/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150753634

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内容説明

わたしは事務所のあるビルの地下にホームレスの母子が隠れ住んでいるのを発見した。わたしはホームレス救済組織〈ホームフリー〉に助けを求めるが、やがて〈ホームフリー〉のボランティアの女性がわたしの事務所で撲殺死体となって発見され……四〇歳を迎える女探偵V・Iが人生の決断を迫られるシリーズ話題作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

16
読了。なにが良かったかというと、エピローグが今までで一番良かった。V・Iにとっては今回もいろいろ悲劇だったと思うけれど、それでもあの終わり方はいいなと思いました。もうミスタ・コントレーラスが欠かせない。ボビー・マロリーがこの位置にくるかと思っていたんだけどそうではなかった。このシリーズ、時間が着実に進んでいるのだけど、ミスタ・コントレーラスにはいつまでもいてほしいなぁと思うわけです(続編手に取るたびにドキドキ)。しかしサラ・パレツキー、すごいなぁと毎度まいど、脱帽です。2019/11/25

bapaksejahtera

12
シリーズ第8作。40歳目前で自虐的迄に暴れ回るYicに目を見張りつつ頁を捲る。頗る長いが退屈せぬ作品。彼女の事務所ビルは地価の上昇で開発の意欲に駆られた大家が老朽化を放置し、テナントは次々と離れて遂に取壊しの期限が迫る。人の絶えたビルの地下室に子供達を抱えたホームレスの母が住み着くのを発見する序幕。本編は正にフェミニズム広宣作品で、この母子を初め権威的な父に虐げられる娘や、女性が立ち上げた建設業組織等が登場。悪人には神風ならぬフェミ風が吹く。巨悪が倒されずに置かれる大団円が虚しくはあるが次作が気になる佳作2024/02/28

じょじょ

3
面白かった。時代が違うからだけでは説明がつかない位 ヴィクが私より年下だなんて軽くショック。2018/08/05

きゆやすか

2
ヴィクシリーズ再読中。この文庫が99年刊だから・・・もちろんまったく記憶にない。そして1冊抜かしているのに読了後気づくのだった・・・。長年事務所として使っていたプルトニービルは今作で取り壊しに。最終章はヴィクの40才のバーズデイパーティ。もうすぐ40だからちょっとは丸くなってるでしょ といいつつ行動はあまり丸くなっていないヴィクがいい。2015/01/15

さかき

1
法律と薬は必要なときにのみ使うものだ。それをみだりに用いれば、かえって身を弱くし、財布を軽くする。療法としてすぐれていて、娯楽には向かないが、癖になれば身を滅ぼすもととなる。2018/12/08

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