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内容説明
常識を疑い、「無分別」な未来に挑戦せよ!
これまでのルール通りに、みんなのやるように・・・このような発想で行動する人がいまだに評価されがちな日本。しかし、世界の変革は「無分別」な人たちが起こしてきた。
「分別のある人間は、自分を世界に合わせようとする。分別のない人間は、世界を自分に合わせようとする。したがって、すべての進歩は分別のない人間によってもたらされたのだ」(バーナード・ショー)
ただ、「無分別」なだけでは世界によりよい変化をもたらすことはできない。先人が積み重ねてきた叡智を学ぶことによって、それを自分の頭で考え、取り込み、古い常識を疑い、「その先」を見る力に繋げることができる。学ぶことの第一の理由はそこにある。
「たしかに昔からそう言われているけれど、本当にそうだろうか」と考え、新しいことを始める人になるためには、学ぶことが重要なのだ。
また、学ぶことは「人生の選択肢」をひろげることに繋がる。選択肢が多ければ多いほど、人は自由になれる。
58歳でライフネット生命保険株式会社を創業、70歳で立命館アジア太平洋大学(APU)学長に就任した出口治明氏が、「人・本・旅」から学ぶ極意を詳細なエピソードと共に綴る、未来を創る世代への熱いメッセージ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
83
図書館本。 夫婦別姓や不登校問題の話は納得(私もプチ不登校経験あり)コロナはかなり収束してきましたが、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルとハマスの戦争はこれからの世界にどんな影響を与えるのか…。先のことを考えると怖いですがこの本にあるように無分別に生きればきっといい影響もあるでしょう。もちろん困っている人がいれば手を差し伸べながら。2024/01/14
けいこ
33
尊敬するAPU学長出口さんの中高生向けなのかな?に書いた著書。出口さんの本は何冊も読んでいるけれど、一貫して『人、本、旅から学ぶ』そして、『迷ったらやる』。学ぶ事は自分の選択肢を広げる事。本当にそう思う。何歳になっても学び続ける事ができるし、学んでいかなければと思う。『常識を疑って下さい。そのために学び、自分の頭で考えてみて下さい。ただ一度の人生を悔いなく、わがままに過ごして下さい』子供たちにぜひ読んでもらいたい1冊。2023/06/26
とある内科医
16
これぞ出口節。キャリアプランはなくてあたり前。未来は予測できないなど。2024/01/05
まゆまゆ
16
中高生に向けて、人生をより面白く生きるために学ぶことを説く内容。学ぶのは良い子になるためではなく、社会の常識を疑うため。人·本·旅から学び、自分の人生の選択肢を増やそう。本筋とは関係ないけど、筆者が脳梗塞でリハビリ生活を送っていた事を初めて知った……2023/07/10
lily
15
学校で配布された課題図書を読了。立命館アジア太平洋大学学長を務める著者による中高生への「学び」の指南。本で得た学びはアウトプットすることで定着させること。知識があればさまざまな景色が色鮮やかに見えること。常識とされることを思考停止せずに疑うこと。平易な文章で分かりやすいながらも、譬え話や歴史を踏まえた語り口に教養の深さを感じさせる一冊。2023/07/04