すらすら読める新訳 君主論

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すらすら読める新訳 君主論

  • ISBN:9784763140470

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内容説明

世界で読まれて500年!
偉人たちの仕事と人生の
手引きとなりつづけた名著!

★頭にすらすら入るよう、
「わかりやすさ」にこだわって
全訳しました。

世界中のリーダーに
「自分を磨く書」と愛読される
『君主論』。

「個人」の力量が求められる今、
周囲に惑わされず
強者として生きる知恵
が『君主論』には詰まっています。

人間関係、リーダーシップ……
君主たちの振る舞いが
国、君主自身に
どんな結果をもたらしたのか。
ナポレオンは本書を教本に
ヨーロッパ統一直前まで進み、
ルソーは「人民に偉大な教訓を与えた」
と評します。
自分を磨く本として、人を動かす書として
永遠普遍の書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつお

16
分かりやすい君主論解説書。 如何なる非情な手段も、国家の利益の為なら許されるとする「君主論」。それを分かりやすく解説した本書の主な内容は、①慕われるより厳格に、②集団の後押し。①リーダーは恐れられてこそ、集団は従う。慕われるリーダーは対等もしくは格下と見られ、最終的には統治できなくなる。②革命直後には、新規の支持派と旧来からの反対派に分裂する。人間は変化を恐れる生き物。変化はさらなる不満や変化をもたらす。時に非情に振る舞い、反対勢力を排除すべきである。 厳格と温厚の中間にちょうど良いバランスを見極めたい。2023/08/15

Bashlier

16
3/5 何度も挑戦しては読み切れなかった君主論。岩波の翻訳が苦手で、下地として分かりやすい訳で読みたく購入しました。解説や図が多く、大変するりと読める、タイトル通りの作品で大変有難かったです。しかし人間わがままなもので、大意が理解できると翻って原書の荘厳さを味わいたくなります。蛇足:長い読メ生活で、一番最初に"読んだ登録"できたのは初めて。ちょっとうれしいのです。2023/03/14

しゅうこう

3
「悪徳を行わなくては支配権を守ることができない場合には、悪徳の汚名も気にすることはない」という本書のメッセージを見た時に最初に想起したのは、マーケターの森岡さんの書籍。組織にとってどんなに都合の良い働きをしても、結果を出さなければ誰も守れない。そのためには嫌われようが鬼と呼ばれようが関係ない。あくまで組織の存続を考えて結果にこだわる森岡さんのスタイルは、どこか君主論に近しいものを感じた。万人から良く思われたいという甘い考えを捨てられるかどうか。その決断力こそリーダーが持つべき資質に思える。2024/07/02

ゆうはるあさ

1
万全の対策。少し上を狙う。時に厳しく。模範。厳格かつ慈悲深い。恩恵は小出し。旨みの底は毒。平時に有事を想定。好感を持たれる。良い助言者を側近に。半分運。女神は強いものに微笑む→時に大胆に。2025/07/10

がロ

1
権謀術数でお馴染みマキャヴェリの君主論だけどそういや引用されてるのはよく見るけど読んだことないしあまり読んだって人もいない気がする。読みやすい訳のおかげかとても面白い。色んなことが書いてあるので権謀術数で片付けるのは勿体無い。チェーザレボルジア周辺が好きな人は知っている人もたくさん出てくるしその論評も含めてとても楽しめる一冊だと思う。そして現代にも通じそうな支配のあり方が書かれている訳だが、現代では一般ピープルが読むであろう本にはなかなか書けないような不道徳でも飴と鞭使い分けろ的な言説はまた興味深い。2025/02/24

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