祥伝社文庫<br> ほら吹き茂平〈新装版〉

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祥伝社文庫
ほら吹き茂平〈新装版〉

  • 著者名:宇江佐真理
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 祥伝社(2023/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396348717

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内容説明

いつも一緒に泣いたり笑ったり。それが夫婦っていうもんだ。
懸命に真っ当に生きる家族が明日の夢を紡ぐ、滋味溢れる時代小説。――

「沢庵は頭から尻尾まででどこが一番うまいと思う」
茂平は大工の元棟梁。いつの頃からか深川では“ほら吹き茂平”と渾名されるようになった。別に人を騙すつもりはない。悲しいことも苦しいことも、ほらに紛らせば落ち込まないことを、懸命に働くうちに身につけたのだ。今日も一向に嫁ぐ気のない我儘娘と相談に来た母親に語り出すと……。笑いと涙の人情小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

58
宇江佐真理さんのご本はほぼすべて読んだつもりだったが、これは読み落としていた。どうやら講談社文庫、文春文庫、集英社文庫など、他社のものは読んだが、祥伝社文庫として出版されたものがごっそり抜け落ちていたようである。本書には六つの短編が収められている。それぞれ宇江佐さんお得意のホロリとさせられる人情話である。私の好みは「ほら吹き茂平」「せっかち丹治」「律儀な男」の三編。なかでも「せっかち丹治」が秀逸。生真面目で無骨な父が言葉や態度には表せないがひたすら娘の幸せを願っている様子がとてもイイ。2023/03/10

Y.yamabuki

18
表題作の一話目、これはもう傑作。思わず声に出して笑いたくなる。ニ話目は、仔細が分かるとしんみりした話。けれど静かな佇まいの庵の中で、庵主と娘のテンポの良い会話が弾む。趣を異ににした三話目は、幕末の歴史を「金棒引き」(噂好き)のおこうを通して垣間見た気分 。最終話は、これもまた趣向をがらりと変えたサスペンス風。タイトルの「律儀な男」がぴったり。様々詰まった六編、季節の移ろいを感じながら、当時の庶民の暮らしを垣間見るような楽しい読書だった。2023/08/10

えりまき

16
2023(132)短編集。ほら吹き茂平/千寿庵つれづれ/金棒引き/せっかち丹治/嬬恋村から/律儀な男。千寿庵と嬬恋村からの尼僧・浮風のお話がなんとも切ない。 2023/05/13

gosuken

5
江戸の市井の人々の夫婦や家族、生活が描かれた、人情短編集。 表題作も良かったが、「千寿庵つれづれ」「妻恋村から」の尼僧の話が心に残りました。 最後の「律儀な男」は律儀すぎて、切ない気持ちで読み終えました。2026/08/16

ばるたん

3
ほのぼのとした良い話ばかりでホッとする。とても良かったです。2026/06/18

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