講談社文庫<br> 警視の慟哭

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講談社文庫
警視の慟哭

  • 著者名:デボラ・クロンビー【著】/西田佳子【訳】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2023/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065278697

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内容説明

警視庁から所轄署へ異動させられたキンケイド警視は、警察内部の闇の存在から目をつけられていることを知る。一方、妻のジェマはロンドンで、高級住宅に囲まれて外部からの侵入が困難な庭園で若い女性の死体が発見された事件に駆り出される。過去からの因縁と悪意を解きほぐした末に待つ、驚愕の真相とは!

『警視の謀略』に続くダンカン・キンケイド警視シリーズ、第17作。
『警視の挑戦』から続いていた陰謀の黒幕がついに明らかに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

59
『警視の謀略』から3年待って待望の続刊。前巻ラストが「待て!次回」状態だったので、待つのが辛かったわ。内容はさらに3作前の『警視の挑戦』の未解決部分から引っ張っているので、関係者が大量な上、すでに人間関係がおぼろげになっていたのでやむを得ず人物リストを作成。巻頭の登場人物紹介じゃあ、足りない(笑)。シリーズが進むごとに登場人物が増えて、群像劇になっているのと、ジェマとキンケイドがそれぞれの事件にあたるスタイルなので、かなり細かくシーンを割っているのが読んでいてちょっと忙しなかったかな。2023/04/26

むつこ

25
シリーズ17作目。オバチャンの私としては二人の私生活(ラブ)はもっと少なくていい、ジェマが夫の不振な行動にいちいち反応することにイラつき、どんどん流し読みになってしまった・・・さて、今回はダンカンの元上司が暴漢に襲われ、ジェマは自身のママ友関係の女の子が殺害される事件を追うことになります。どこの国でも公安の仕事ってたいへん、真犯人(ラスボス)にも納得。それでも二人の周囲の人たちは本当にイイ人、みんなの言葉遣いが優しくて心地よい。ジェマだって仕事はできるのになんであんなにヤキモチ焼きなんだろう。2023/09/29

kyoko

18
2月から読み始めた警視シリーズ、とうとう最新作に到達。前作からの待ちの時間が長かった。出版時期じゃなくて、図書館の予約待ちだけど。いろいろ溜まっていた謎が解決していくはずだと思いながらも、あれこれ誰だったっけ?と思い出しつつ(思い出せないが)何とかゴール。敵と味方の判別ができないまま、身の恐怖を感じながら、だからこそジェマには詳細を言えなかったダンカンの思いと、ジェマの苛立ちが夫婦の危機を呼びそうで、ハラハラしながら読んだ。期待通りの面白さ。2023/08/03

練りようかん

16
第17作。身の危険を感じるキンケイド。誰に相談するのかだが、ジェマには言わないんだろうなと思うのがさみしい。14作目から続く秘密裏に進められた過去と口封じに決着がつきそうな展開で、慎重なムードに対し静観の構え。新しい事件は子どものいじめと恋愛のもつれというおハイソドラマがわかり易く、現場はゆるい密室で興味を引く、我が子のためを思う偽善と実態の乖離に著者らしさを感じ、楽しいけど悲しいいつものパターンだ。救いは少ないが、メロディの父娘パートは良かった。邦訳は本作までで今後出版されるのか不明。どうなるのかな?2025/10/28

こーらすまま

9
納得できない人事異動に苦悩するダンカンとママ友関係の殺人事件に巻き込まれるジェマ。警察の黒い闇に斬り込むのはさぞや怖かろう、ジェマが奥さんでよかったね。2023/08/02

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