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内容説明
【コミックス限定おまけ「清水陽平弁護士特別解説&左藤真通・富士屋カツヒト描き下ろしダブルおまけ/あとがき&マンガ】計7ページ収録あり! ゲーム配信の荒らし行為で訴えられた中学生の優希。彼は保身から弁護士との打合せでもいちいちウソをついていた! 対面謝罪を求める被害者の求めに応じようとするが、その場所は…? 「そんなつもりじゃ…」が通用しない和解の場で、被害者の女の子の渾身の叫びが炸裂する! ウソつきはみんなを振り回す……担当弁護士にも嘘をついたらどうなっちゃう? 誰もが今日にも被害者に、そして加害者になる、現代の闇! 他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求のリアルドラマ!(このコミックスには「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~[ばら売り][黒蜜]第16~20話」を収録しております)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yc
7
知人(みなし公人)がネットで誹謗中傷されていたので、参考程度に。正直、この漫画の通り100%アウト(性器の画像を送りつけるなど)をする人はリアルではそんなにおらず、誹謗中傷もギリギリラインを超えない範囲なのが殆ど、というのが私の体感です。知人は実名であれこれ書かれているので相当ストレスが溜まっているんだろうなぁと思います。知人は恐らく訴訟しますが勝ってもこの漫画の通り安いし、相手の名前を知ったところで、という話になるのです2023/05/24
笠
6
3.5 中学生の配信荒らしは一応和解。和解金150万は痛いけど、それでも被害者側からしたら弁護士費用と通院費でほぼトントンなんじゃないかな。加害者の少年にとっては高い勉強代になった。保田は「バカなだけ」と評していたが、この程度のバカは世の中にゴロゴロいると思う。性器写真送り付けまではなかなかいかないけど、誹謗中傷程度ならちょっとネットを覗けばすぐ観測できるし。せめて自分もそんなバカにならないように自戒したい。2023/05/17
アーサー・エリス
5
弁護士・ドラゴン星川に依頼をし、あじぇるに関わる問題を全て終わらせたと思っていた優希だったが、5ヶ月後、西村家にあじぇるの雇った弁護士から通知が届く。それは賠償金150万円の支払要求と、あじぇるに直接対面しての優希の謝罪を求めるものだった。嘘は必ず我が身に戻る…。前巻の感想で「優希には重~い天罰が下ってほしい」と書いたし実際そうなったのだが、優希の一時の欲望によって関係者全てが不幸に落ちるさまを丹念に描いた内容は到底「スカッと」なんて言えるものではなく、救いは優希に更生の可能性が示されたぐらい。(続)2023/10/20
アジ
5
あじぇる編の終わりとなりすまし編の始まり。「バカ」な息子のためにカッコ悪くも誠実に向き合う父親の姿に心打たれた。ただ「他人を傷付けなければバカでもいい」と言う台詞は「いや、あじぇるのこと傷付けてたじゃん」と思ってしまい素直に入ってこなかったな。他の台詞はとても良くて涙が溢れそうになったのに、この台詞でその涙が引っ込んでしまったのが残念。でもこういうキチンと子供に向き合ってくれる大人(親)が現実にもいてくれたら、ネット上のバカな行為はもっと減るのになぁと思う。次のなりすまし編も楽しみ。2023/03/31
マサトク
5
他人を誹謗中傷して開示請求されて対面で詰められて「なぜそんなことをしたのか!」に答えられない中学生、確かに弁護士の言うように「たんにバカで何も考えてない」のだろうな。これは親の平身低頭する姿であとあと反省するいい話になっているけど、そんなことには(ほとんどの)現実ではならない。バカは大体ずっとバカだ。(だから護身術としては「危うきに近寄らず」になる)他山の石。2023/03/24