内容説明
ゴーリィのもとで光魔法を極めること五年。大きく成長したカルスは、自分の体を蝕む『呪い』を解く手がかりを求めて魔法学園レミティシアに入学する。
剣聖の娘クリスとの再会、時計塔に引きこもる少女、光の力を持つ『聖女』……学園でさまざまな人と触れ合い、さらに目まぐるしく成長を遂げるカルスは学園の地下迷宮に眠る『月の魔法使い』との出会いをきっかけに、彼の左胸に宿る呪いの真実へまた一歩近づく――。
「私の封印を解いてくれたのなら……その体の中にある『異物』、完全に取り除いてやろう」
呪いと祝福に包まれた少年が歩む優しい英雄譚2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bulbul
2
魔法学園入学。迷宮の主(?)や呪い意思(?)の謎が深まって楽しくなってきました。ガチンコ勝負で友情とか、元気なカルスに感慨深いなぁ。2023/03/16
リイエル
2
Web版既読。幼少編でタイトルを回収して学園編にはいったところ。ここで風呂敷を広げて物語の根幹を握るお話の大事なところがだいたい出てきた感じです。ルナさん遅れての登場! ただ、2巻はいろんな事実の羅列とかが多くてちょっとお話にまとまりが薄かったかなって思った巻でもありました。次巻の話は結構まとまりのある話のはずだという記憶があるので、ぜひ完結まで書籍化が進むことを祈っています。2023/03/12
ゆうきゆうき
1
驚愕、この世界には月がなかった。いや、そうくるか。実にファンタジーだ。世界設定がいいね。ワクワクする。2023/03/13