内容説明
異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。
彼の刑事人生の全貌が、いま明らかになる!
〈異動の先々で事件を呼ぶ男〉と言われるベテラン刑事・岩倉剛。
彼は事件に関する異常なまでの記憶力を持ち、誤った方向に暴走しそうになる捜査本部をギリギリで引き留める「ラストライン」の担い手でもあった。
岩倉の刑事生活ラストの10年を描く「ラストライン」シリーズだが、本作はそのシリーズ外伝として、それ以前の岩倉の活躍を描く短篇集である。
岩倉の警察官として初の事件から、結婚式前夜の事件、追跡捜査係の立ち上げに参加、東日本大震災に見舞われた火災犯捜査係時代、そして恋人・実里との出会い……。
岩倉の刑事生活の全貌がわかるファン待望の一冊。
手口――交番勤務から渋谷中央署刑事課に上がってきたばかりの新米刑事・岩倉剛の「初めての事件」。
嘘――本庁捜査一課勤務。翌日に結婚式を控えた岩倉は、わざわざやっかいな事件に首を突っ込むが……。
隠匿――三歳の娘・千夏は可愛い盛り。岩倉は新設された警視庁捜査一課「追跡捜査係」に配属された。
想定外――東日本大震災が発生した年の春から火災犯捜査係に異動した岩倉が遭遇した渋谷の事件。
庇護者――岩倉は夫婦生活が破綻し別居状態に。ストーカー事件で後に恋人となる舞台女優・実里と出会う。
戻る男――五十歳を迎え本庁から南太田署へ異動する直前に起きた放火殺人。岩倉は赴任までに事件を解決できるのか?
※タイトルの「0」は、正しくは0に/がついた記号です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
236
刑事岩倉剛外伝。堂場さんがあとがきに書いている通り、裏設定を大放出。かけ出しの27歳から、南大田署赴任直前の50歳目前まで。結婚前夜、追跡捜査係での西川との顔合わせ、火災犯捜査係時代、大友鉄が繋げる女優実里との出会い。いつの時代も、一種の特殊能力である記憶力が活かされる。作者の思惑通り、まんまと岩倉の人間性に惚れてしまう。2023/04/20
starbro
225
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 「ラストライン」シリーズも読み続けて第六弾となりました。過去の岩倉の活躍を描く短篇集、オススメは『噓』&『庇護者』です。 著者のあとがきで、岩倉剛ができるまでが解りました。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841679200742023/05/23
いつでも母さん
152
27歳の新米刑事・岩倉剛が「ガンさん」になるまで。いや、『ラストライン』になるまでの、まさしくエピソード0の短編6話。より身近に感じるのが心地良い(笑)さぁ、いよいよシリーズ6が楽しみになって来た感じだ。 2023/04/03
KAZOO
113
堂場さんの最新刊文庫本でシリーズスピンアウトの短編集です。主人公が所轄から本庁に来て強盗殺人事件を初めて経験するところから最近の南蒲田署での事件まで6つの話が時系列的に収められています。どれもかなり興味深く主人公の能力が発揮されているのですが、あとの二つの話は必ずしも主人公が勇み足的なこともあったりしてすんなり解決ということにはなっていません。現在の恋人とのなれそめなどもあったりします。作者はそのうち前の奥さんとのなれそめも書くようです。2023/03/15
タイ子
99
「ラストライン」シリーズも第5弾を過ぎてここで中休み。堂場さんのあとがきでその理由も分かる。0(外伝)ということで、ガンさんのこれまでの刑事人生を知る。短編集6作。中には既に警察小説のアンソロジーで既読の作品もあるが、ガンさんがこれまで辿ってきた刑事生活を語る上で年代ごとに読むと面白い。殺人事件の遺体を見て吐き気を催してきた新人時代、結婚式前日、妻との溝ができ別居、そして今に続く恋人との関係。どうやって恋人・実里と出会ったのかなど知らなかったガンさんの人生の一端が覗けて、第6弾がますます愉しみになった。2023/03/18
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