マーケティングとクリエイティブをもう一度やり直す 大人のドリル

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マーケティングとクリエイティブをもう一度やり直す 大人のドリル

  • 著者名:海老原嗣生【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2023/02発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296201464

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内容説明

「マーケティングやクリエイティブの知識・スキルは、マーケターやデザイナーだけに必要なもの」と思っているあなた。それは間違いです。

「話がうまく伝わらない」「何を書いたらいいのだろう」「良い発想が浮かばない」――。ビジネスパーソンの多くはそんな悩みを抱えています。そうした悩みに共通するのは「何を伝えたいのか」、すなわち「コンセプト」が欠けているということです。

ただ、マーケティングの教科書やMBAの授業でも、コンセプトやマーケティング、クリエイティブについて学ぶことはできても、実践で使いこなすまでには、なかなか行きつけないものです。

そこでこの本では、分かったようで、実は分かっていない、マーケティングとクリエイティブの本質を、身近な事例と実践的なワークを通じて、スムーズに腹落ちさせます。会議、営業、企画、そして夕食の支度にさえすぐに使え、明日からの仕事、人生を変えるでしょう。「日経ビジネス」の人気連載、待望の書籍化!

■著者より■
若いころ、クリエイティブ部門に在籍し、「コンセプトワーク」という足腰を鍛えられた。この力はどこに行っても、驚くほど役に立った。その後、さまざまな仕事に関わる中で、周囲の人がクリエイティブの作法に反する仕事の進め方をしていることに、あきれることが多かった。

マーケティングやクリエイティブは、それを専門にする人だけのものではない。すべてのビジネスパーソンが学ぶことで、日々の仕事の質を劇的に改善してくれる。この本は、最短の時間でそのエッセンスを伝えるために作った。

目次

1章 ビジネスのコペルニクス的転回
1 会議、営業、企画、そして夕食の支度にさえすぐに使える「クリエイティブの作法」
2 会社が届けているのは何ですか?~ビジネス思考のコペルニクス的転回~
3 相手が見えているか、いないかが勝負の肝
4 名人は頭の中で、シナリオを展開し続ける

2章 パッケージングがコンセプトを強くする
1 あらゆる「乗り物」を使い、コンセプト勝ちした日本のコンビニ
2 「学校出たら勉強しよう」と日本経済新聞がつぶやいた理由
3 無印良品がブランドとなり、無敵の存在に上り詰めた理由
4 コンセプトを失った企業、取り戻せた企業
5 作法違反の「ラッキーヒット」はどうすべき?

3章 ターゲットを絞ると戦略が見える
1 絞れよ、さらば、道は開ける
2 セグメントは際限なし。それもまた楽しからずや
3 「あさイチ」と「金のつぶ」の共通点

4章 STP分析で「アイデアの達人」に
1 フレームワークで情報整理
2 セグメントが新たなアイデアを生み出す
3 競合の置き方でも新機軸は見出せる
4 コンセプト思考法の有効範囲

あとがき
解説 コンセプトとコアコンピタンス、小林一三とドラッカー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅー

4
★★★ほんとうなら、こんな「いかにも」なタイトルの本には手を出さないところだ。ふと著者の名前に目がとまってしまったのである。あの名著『人事の成り立ち』で知り『年金不安の正体』などを読んだ海老原嗣生さん。人事畑のイメージだったのでマーケティングとの取り合わせに興味を持った。パラパラとめくると通り一遍のマーケティング本とは異なりそうなので買ってみる。結果は大当たりだった。専門用語を使わず、読み手の日常感覚に寄り添った記述に徹する良書である。問題を解きながら読まなければイケナイのだろうけど一気読みしてしまった。2023/03/11

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