内容説明
サバゲーをこよなく愛し、超がつくほどのミリオタな高山淳弥はアメリカにて開催されたサバゲー大会で何者かの銃撃によって命を落とした…、はずだが目覚めると異世界に転生していたーー! 貴族の嫡男・ラウルとして転生した彼はある特殊なスキルを持つ。それは覚えている前世の銃火器を異世界に召喚出来るのだ! 銃火器の射撃訓練や携帯食料の試食など、ミリオタとして至福の時間を過ごすラウルだったが敵国の侵略で絶体絶命の危機に…! 尊敬する父を虐殺し領土を蹂躙した敵兵に追われる日々、そして逃亡の中で優しい母から明かされたラウルの真の姿とは…!? 心に復讐心、手に銃火器を携えラウルの逆襲英雄譚が始まる!/第3回集英社WEB小説大賞大賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
サバゲー中に銃殺され異世界に転生した男が、現代兵器を武器に故郷を奪った国へ復讐する物語。―――撃ち抜け、不条理を課すその悪を。 なすすべもなく奪われ、恩人を頼って逃げる中、追手と現代兵器を武器に戦う物語であり、隠されていた力と兵器を手に無双する、銃火器だからこその面白さがあるかもしれぬ物語である。まずは一つ守り抜き、増えていく守るべき者。統べる者としての力に覚醒した男は、これからどんな復讐を為すのか。血塗られた道となるであろう中、彼の進む道はどこへ繋がっているのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2023/02/28
リク@ぼっち党員
5
ピンチになる→銃火器をぶっぱなす→何か味方が増える→移動する→ピンチになるの無限ループ。その割に説明描写ばかりかと思えば会話文だらけの部分がやって来たりとテンポが良くない。あと心の声と地の文が別れてるのが微妙に違和感。解決策も爽快感よりそうはならんやろ感の方が強くてイマイチ乗り切らなかった。しかし登場人物たちの許容量半端ないな…。実は現代兵器使えます、実は実子じゃありませんでした、実は原始の魔人です、よく頭バグらないな…。極限状態だから受け入れて進むしかなかったのかもしれんが。2023/03/08
菊地
2
「異世界転生」「現代兵器チート」「貴種流離譚」の合わせ技のような内容。 1冊のかなりの部分が「逃亡中」の話なんだけど、逃亡に至るまでの話が駆け足気味だし、主人公の正体についても唐突感があるし、逃亡中の展開もやや場長でワンパターン気味。 そこまで嫌いな訳じゃないんだけど、全体的に荒さ・拙さが随所で見える仕上がりでしたね。2023/03/20
ききぞう
0
ミリタリー転生モノですが、他の作品よりはややライトな感じでとっつきやすいと思います。 面白かったのですが、効果音の表現はなんとかした方がいいと思います。2024/05/07
ききぞう
0
テンポも良く、話も面白かったです。 効果音の表現はなんとかしたほうが良いかも…2023/07/20