宝島社文庫<br> ポイズン・リバー 異形の棲む湿地帯

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宝島社文庫
ポイズン・リバー 異形の棲む湿地帯

  • 著者名:阿賀野たかし【著】
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • 宝島社(2023/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299040572

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内容説明

小説投稿サイト「エブリスタ」上で開催したコンテスト『この文庫がすごい!』大賞を受賞したパニック・ホラー・アクション! 水上だけでなく湿地や砂浜すら走破できる船舶、エアボート。日本では数少ないエアボート操縦士の菊崎鷹彦は、新潟県の阿賀野川で、河川遊覧から警察の水上任務のバックアップまで様々な仕事を請け負っていた。ある日菊崎は、依頼を受け支流の湿地帯へと向かうが、そこで驚くべき光景を目にする。動かなくなった人間に、大型の巻き貝が何十体も群がり、触手のような細い管を思い思いに皮膚に突き刺していたのだ……。元自衛官がエアボートを自在に操り、猛毒を持つ巻き貝の群れと、その背後に隠された恐るべき陰謀に立ち向かう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

65
生き物は例外なくみな弱肉強食…敵を捕食して生き延びているんだ。身の毛もよだつ効果音が聞こえてきそうな内容なだけに、多くの人にはお薦めできない。だけど喜ばしいのか残念なのか、私は結構この手の生物によるパニックホラーやノワール交じりのハードボイルドが好みだったりする。法治国家の枠から外れた無謀な戦闘による命の応酬。人ではないものとの戦い。猛毒を持つ毒貝の猛襲、紅い鳥の来襲、小さな殺戮者ダニの猛来。その背景に隠されていたのは国家をも揺るがす陰謀だった!?元自衛官のエアボート操縦士・菊崎鷹彦、この男、全て規格外。2023/04/02

29
どことなくB級感漂う作品でした。アクションメインで欲を言えばせっかくの毒貝設定を活かしてほしかったです。2023/03/28

おすし

24
新潟県阿賀野川の支流の湿地帯で大繁殖する人食い毒貝と空を覆う真っ赤な毒鳥…元自衛隊員の主人公が異形の生物に立ち向かうと同時に利害渦巻く諸々の組織を敵に回し孤軍奮闘するハードボイルドアクション。エブリスタね…っていう偏見が無くもなかったがいやこれおもしろかったです!前半の違和感が伏線でちゃんと回収されるとかよく練られたストーリーと、スローモーション的に詳細なアクション描写もカッコイイ。個人的に阿賀野市周辺にゆかりがあるのでひいき目はあるかも(笑) ぽっぽ焼きやタレカツ丼はおすすめ阿賀野グルメですw2023/05/01

Nao Funasoko

19
鮫、サルに続き、今回はアンボイナ&ズクロモリモズ。WW アンボイナの恐怖は随分と昔に宮古島の海宝館で学習済。鳥好きだが、毒を持つ鳥については知らなかった。 ただ強毒を持つとはいえ、イモ貝と小鳥ではやはり地味!? 設定も物語もチープ感否めなく。ちょっと残念。2023/04/16

文太

12
巻き貝のモンスターパニック系の作品と思い読み始めたが、それだけに留まらず、色々な要素や設定を盛り込んだ作品。映画のような疾走感もあり、ど派手なアクションも多く、頭空っぽで読めるのが良い。2023/05/27

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