内容説明
アートと医学が出会うとき
非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。
そのエビデンスはどこまで確立しているのか。
有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介。
また、医療の現場で広く受け入れられるために必要なことを、著者の体験に基づいて考える。
好評を博した単行本の内容を大幅にアップデートして文庫化。
●目次
序章 この本を手にされた方へ
第1章 音楽療法を科学する
第2章 認知症と音楽療法
第3章 失語症と音楽療法
第4章 パーキンソン病と音楽療法
第5章 脳卒中と音楽療法
第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法
第7章 音楽療法の未来を拓く
※本書は、2017年6月に刊行された『音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠を検証する』を改題のうえ、
加筆・修正して文庫化したものです。