内容説明
20年に渡り総合病院精神科で思春期外来に携わってきた著者が、外来の四季を通じてイマドキの子どもたちと親が抱える問題を描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまゆ
7
市立旭川病院の精神科医さんの著書。精神科思春期外来にくる子ども達のことなど、とても参考になった。読みやすい本である。 不登校、摂食障害、児童虐待、発達障害、統合失調症、自傷行為、抜毛など。母親との関係の記載も少しあり。「髪の毛が語る」の章はあるあるだった。前髪を垂らすのもあるあるだけど、本には書いてないけれど、マスク、フードもあるある。子ども達は、調子が悪いとマスクをする。自分を守る防御だったりするんだろうね。マスクで、その子の調子がわかるので、私も1つの目星にしている。2015/11/15
りぃ
4
子供の成長に最も影響を与えるのは母親だと思う。2019/12/21
otya
3
精神科医→思春期外来を保つことになったドクターの話?なんとなく文末が逃げ腰でスッキリしなかった。2016/03/13
わわわわ
2
特に自傷行為の章と、初期統合失調症の章に共感した。精神科において、患者の話を否定せず聴くことに徹する姿勢を持とうとしてくれる先生は実はもの凄く貴重という個人的な体感があり、この先生はそんな先生じゃないかしらと思った。2023/06/26
keico
1
思春期外来という科があるのを初めて知りました。 健常、精神的な病気、発達障害の境界はどこなんでしょう。2018/04/14
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