講談社文庫<br> モダンタイムス(下) 新装版

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講談社文庫
モダンタイムス(下) 新装版

  • 著者名:伊坂幸太郎【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 特価 ¥677(本体¥616)
  • 講談社(2023/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065302392

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内容説明

5年前の惨事──播磨崎中学校銃乱射事件。
奇跡の英雄・永島丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。
もうひとつの検索ワードを追う渡辺拓海は安藤潤也にたどり着くが、
事件との繋がりを見出せないまま、追い詰められていく。
大きなシステムに覆われた社会で渡辺は自身の生き方を選び取れるのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

53
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-693c99.html 本書を通して、著者が本当に伝えたかったのは何なだったのでしょうか? 【魔王】の時は素直に「怖いな」と思えたのでしたが、今回は上下巻と長い故か、話がこんがらがって理解しにくかったです。2024/09/24

Porco

21
システムの中で生きることに対して反発はしても、結局のところ蟻はコロニーの中で生きるもの。伊達や酔狂でこんなシステムを作っているわけではないので五反田や渡辺のような外れものが出てきても多分それも計算されて作られている。それならベストな行動は何かというと、それは個々人によって変わるもの。英雄の役を羽織りながら権限の及ぶ範囲で”ほんもの”をやるもよし、歯向かうもよし、全力で目を逸らすもよしだ。「考えろ考えろマクガイバー」が『魔王』の物語なら、考えた末それを押し通す「勇気はあるか?」と問うのが本作の物語だと思う。2025/06/15

ここぽぽ

15
そういう形で終わりなのか。システムと仕事と世の中の理を一気に垣間見た気分。「そういうモノなんだ」と思わせられてしまったようなカラクリ。面白かった。2025/04/26

MINA

13
『魔王』から時間を置かず読めて良かった~!新装版の表紙好きだわ。安藤兄のあの能力が報われたようにも思えて少しじんわりきた。解説で単行本との違い知れて得した気分。「勇気はあるか?」とつい自分自身にも問いたくなる。2023/02/25

慎次

8
大きなシステム、国家などの大きな組織がある以上は、存在するもの。見えないものだけに、怖い部分もあるでしょうね。 奥さんの存在、キャラ好きだなぁ。強いっ!2024/03/15

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