内容説明
恐妻家のシステムエンジニア渡辺拓海はあるサイトの仕様変更を引き継ぐ。
プログラムの一部は暗号化されていて、前任者は失踪中。
解析を進めていた後輩や上司を次々と不幸が襲う。
彼らは皆、ある特定のキーワードを同時に検索していたのだった。
『魔王』から五十年後の世界。
検索から始まる監視の行き着く先は──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイジ
14
あるワードを検索すると怖い目に遭うなんて不思議で不気味。事件のヒントが隠された作中作小説もあり、ワクワクを期待しながら下巻に。2023/04/19
lanikai
5
10年くらい前に1度読んでいたらしい。途中で魔王が先だな、と思って新装版で復習。 拷問とか暴力シーンは好きではないが、やはり伊坂さんは面白い。勇気がないようである渡辺の岩手行きがどう展開するのか、魔王を読んでから下巻へいきます!2024/01/29
御餅田 もちこ
5
次から次へと色々な謎が出てきて面白い。2024/01/11
ほんどてん
5
上巻の中は、スリルと謎でいっぱいでした。あるキーワードを検索することでその人に何かが起こる?!怖っ!!主人公の渡辺拓海の妻からして魅力的なのに謎!!何者ですか??友人であり作家であり女好きでもある「井坂好太郎」の存在が最高です。下巻も楽しみです。2023/02/20
sattin
4
久しぶりで全然覚えてない。上巻だけだと何が何やらというのが正直なところで、奥さん怖いなあと言うのが印象にのこった2024/04/02