ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ビター・メモリー 下

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ハヤカワ・ミステリ文庫
ビター・メモリー 下

  • 著者名:サラパレツキー【著】/山本やよい【訳】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 早川書房(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150753672

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内容説明

わたしが調査する保険金詐欺事件と、シカゴを連日にぎわす過激な政治運動との関連が明らかになってきた。一方ホロコーストの生き残りだという男ラドブーカに振り回されるロティは、わたしの心配をよそに、事情を語ることをかたくなに拒む。やがて、別々に見えたふたつの出来事が奇妙に絡み合いはじめ……苦い過去ゆえに心を閉ざすロティと、彼女を救おうと奔走するV・Iの女の友情が感動を呼ぶ、パレツキー入魂の力作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

11
読了。V・Iが生きる時代もネット&携帯の普及で調査方法が大きく変化している。携帯電話がしょっちゅう充電切れを起こしているのがV・Iらしい。歳を取り、初めてあったときと比べると丸くなる反面、こんなことでイラついてたっけ? と思うような場面も。V・Iと一緒に生きている感覚を味わえるのが本当にいい。今回は愛すべき隣人はあまり登場せず。愛すべき友人のお話でした。今回の結末が次巻以降どうなってくるのか。うぅん、読まなければ!2019/12/13

じょじょ

2
ロティの苦労や苦悩は凄まじいものだとわかるけど やはり幼い時に辛い思いをした人はその時のまま止まってしまうのかも知れない。内面が成長しないまま。2018/09/12

らり

0
久しぶりに読んだヴィクシリーズ。いつも、ヴィクをはじめとする登場人物にいらいらすることが多いけれど、今回は特にだった。ロティも、元彼ラルフもドンもカリスマセラピストも依頼人や雑魚キャラも。みんな棘があるし余裕がなく感じるのは時代の世知辛さも反映してるのかな?とも思いました。 早くラストにたどり着いてすっきりしたい!の一心で読み切った感じ。2017/04/12

こだBoo

0
日本語版は初めて読んだけど、イメージ思い出しつつ、やっぱり良いなぁと2011/10/29

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