内容説明
殺しの企てを盗み聞いた浩太郎は、間一髪、狙われた元御家人の立木を救い出したものの、怒り心頭の本人を目の前にして狼狽えていた。
胃の腑が悪く、助かる見込みのない立木は、愛妻に迷惑をかけたくない一心で、破落戸どもに、仕事を頼んだという。
その数日後、立木が再び願いを乞うたのは、なんと小間物屋のお遼!?
闇医者の自分とはまるで逆の裏稼業に手を染めているお遼に、浩太郎の心中は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
43
この巻もレビューが無い。あっさり読めて結構胸に響く内容なのに・・?部長刑事のライターさんやったんや!。女の可愛いさも強かさも殿御次第かねぇ。今回は人の死に際が主題かな。人間には死を選ぶ自由がない。江戸時代は親身の看護が病んだ者や高齢者にとって重荷と感じ殺してもらおうとする人や、病故自分より強い者に戦いを挑んで刃に倒れたいと思う者が。今の世の中に蔓延している一人で死ねないから見ず知らずの人を殺め、死刑になりたかったとほざく者と同じ?。施政者も平気で人の命を踏みにじる。高齢者のみ自ら死を選べる権利が欲しい2023/11/08
ひ ろ
16
★★★★☆ 2024/09/24
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