文春文庫<br> サル化する世界

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文春文庫
サル化する世界

  • 著者名:内田樹【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167920029

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内容説明

日本人は劣化しているのか?
「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」――。サル化が急速に進む現代社会でどう生きるべきか? ウチダ流・警世の書!

※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Janjelijohn

13
日本が、今もアメリカの属国で、自立できていないことや、教育現場や介護現場でも、経済効率性が求められ歪みが起こっているということがよくわかった。2024/04/21

ワオン@最低一日1頁が目標

13
●人間とはおのれの起源を知らないが、おのれの起源を知らないということを知っているもの。古代のユダヤ人は人間性をそう定義した。●文字の発明は文字列が記されたテクストを見た人に、時間を一望俯瞰することができるようにした。2024/03/16

阿部義彦

12
コストパフォーマンスだのタイムパフォーマンスだのほざいてる奴は、一生そうやってればいい、教育は持ち出しであるは心に染みた。会議とか稟議書とか、ホウレンソウ等はどうでも良い、自由裁量権の無い仕事は上の顔色を伺ってばかりで手遅れを推奨してる様なもん。経済駄目政治駄目、それでも知能は世界的に見て高いらしいという事は、考えに考えてやってこのザマ、余計始末に負えない。サルに政治・経済任せたら如何ですか?2023/05/17

2
「自分さえ良ければいい」と考えが多くいる現代の日本人に対して警鐘を鳴らしている本です。ぶっちゃけ難しかった…そのなかで印象的なところは、その職を捨ててまで言えないことなら言うな、責任持てということと(「週刊ポスト」問題)、AI時代の英語教育について、現場に自由裁量権は必要ということです。2024/03/02

okhiroyuki

2
勇気という言葉が今聞こえなくなっているという反面、自分はここ数年勇気が必要だと思うことがよくある。とにかく自分さえ良ければという刹那的な考えから、いかに脱しなければいけないか、その危機感はよく伝わってくる。都度気になる話が盛りこんであるのは、上手い。2023/03/12

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