ジャンプコミックスDIGITAL ココロのプログラム 2

著者名：中村ひなた【著者】

集英社（2023/03発売）

• ISBN：9784088835105

内容説明

「心」を学習中のロボットの少女・いちこ。九の家にやってきて3度目の夏。少しずつ新しい感情が芽生えて…？　中学初めての定期試験で成績が振るわなかった九は、いちこから修理中のロボット・ネオを家庭教師として紹介される。ロボット同士で仲の良さそうな2人に複雑な九は、ある行動に出て――距離ができていた愛とも再び話せるようになった頃いちこの気持ちに大きな変化が…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ 中学生になった九はロボットのいちこに恋をしていることを自覚する。しかし鈍感な彼は幼なじみの愛の気持ちに気づかない。いちこは、誰かに良く思われたいなどという計算抜きに、そうすべきだから人に優しくできる。嬉しくて笑い、悲しくて泣き、怒ったり嫉妬したりもする。人間と何も違わない。それでも彼女の心は単なるプログラムなのか。ロボットを好きになるのはおかしいのか。 毎回最後に綴られるモノローグが心に突き刺さります。巻末の番外編はもう一体のロボット、ネオの悲しい過去が描かれます。泣かされました。オススメです。

2023/03/07

[kei-os]

中学生編に突入。いちこと九の様子に嫉妬する愛がめちゃくちゃ等身大の中学生という感じ。九への感情が少しずつ変化してゆくいちこと、彼女に惹かれてゆく九の葛藤。単なるラブコメに落とすことの無いように、こういう感情の機微を丁寧に描ききって欲しいと願う。

2023/04/13

[乗合自転車]

1巻からだいぶ間が開いてしまったが、ようやく2巻。やはり中学が物語の本編のようだ。新キャラのネオを交え、切ない展開が続く。

2023/03/05

[イヌヌモー]

1巻では主人公(人間)側の葛藤が中心になると思っていたけど、2巻ではロボット側の気持ちに焦点が当たっていて面白かった。ロボットが人間の心を学習しすぎて、あまりにも人間らしい感情を出すのが切ない。番外編は号泣した。本編、番外編ともに完成度高い。

2024/01/02

[あけお@漫画・ラノベ]

ア゜！！！！

2023/03/05