憎しみを乗り越えて ヒロシマを語り継ぐ近藤紘子

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憎しみを乗り越えて ヒロシマを語り継ぐ近藤紘子

  • 著者名:佐藤真澄【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 汐文社(2023/02発売)
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  • ISBN:9784811326177

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内容説明

生後8か月で被爆した主人公は顔にやけどを負った少女と接する中で米国への憎悪を募らせる。あるときエノラ・ゲイのパイロットと出会いその気持ちに変化が……。谷本清、シュモー、カズンズらと接し平和を語り継ぐ女性の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にたいも

6
生後8ヶ月、爆心地から1.1kmで被爆した紘子さん。紘子さんの視点から見た、父:谷本清牧師の被爆者救済活動。そして、原爆を投下したパイロットへの紘子さんの憎しみが「本当に憎むべきなのは、人ではなく、相手国でもなく、戦争そのもの」と変化するに至った経緯。ジョン・ハーシーやパール・バックなどがどのように、谷本牧師の平和活動に関わったかにも触れている。紘子さんの人生と共に歩むことで、戦後70数年の日本人がアメリカ人が原爆とその被害をどう見てきたかを概観できる読みやすい本だった。小学校4年生くらいから中高生にも。2023/08/20

︎💓ひかる💓

4
「ヒロシマ」の語り部として活動する近藤紘子さんの物語である。1945年8月6日午前8時15分原子爆弾(ピカドン)が炸裂し黒い雨が降った。エノラ・ゲイ、リトルボーイ、地獄絵図、原爆症、玉音放送、GHQ、ABCC、Person to Person(人から人へ)。 ジョン・ハーシーのルポルタージュ『ヒロシマ』によって「ヒロシマ」が誕生した。『安らかに眠って下さい過ちは繰返しませぬから』2024/02/23

ぱんだうにっこ

0
https://faces-hiroshima.com/koko-kondo/ 著者は三木市志染の教会に在住とのことで、阪神間でも講演をされている様子。 被爆者として、とても率直に語っておられ、わかりやすい。 「いつかその人たちを探し出して、噛みついて、パンチして、キックして、ボコボコにしてやるんだーっ!!と本気で誓っていたのよ」2024/05/09

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