GCノベルズ<br> 冒険者ギルドが十二歳からしか入れなかったので、サバよみました。 1

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GCノベルズ
冒険者ギルドが十二歳からしか入れなかったので、サバよみました。 1

  • ISBN:9784867163900

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内容説明

田舎の村から町へと単身で稼ぎに出てきた、9歳の少年キリ。
知り合いの商人に働き口を紹介してもらうはずが、奴隷商に売られそうになってしまう。
どうにか逃げ延びたキリがたどり着いたのは港町にある冒険者の店「暴れケルピーの尾びれ亭」。
純粋で素直なキリは荒くれ者たちが集うこの店で、一癖も二癖もある冒険者たちに見守られながら少しずつ成長していく。

――これは一人の子供が、冒険者になる物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃか

3
田舎の村出身の9歳児キリ。兄姉が結婚することなどもあって、都市に出て稼ごうと考え行商人を頼ったわけですが。商人は彼を奴隷商に売ろうとした。そこから逃げ出し、12歳からしか入れない冒険者ギルドに、サバをよんで登録し日々生きていくことになる話。 冒険者は自己責任という世界で、キリは少しずつ出来ることを増やして行ける賢さがあって良い。先達も癖が強いですけどいいキャラ多くて、思った以上に楽しめました。2023/07/30

ききぞう

2
話は地味ですが、上質なファンタジーでした。 続きも気になります。2023/07/13

amegahare

1
9歳の少年キリが冒険者になっていく成長過程を丁寧に綴ったファンタジー作品でした。チート能力や特別なスキルは無いけれど、冒険者ギルドで徐々に人間関係を構築していき、薬草採取に真摯に取り組む主人公の姿には好感を持ちました。地の文が本当に丁寧で、風景描写や心理描写などを存分に楽しめました。そして、「命」についても丁寧に語られており、ムジナ爺さんの生き様には涙腺が緩みました。人間臭さもあり、登場人物達の息遣いがしっかりと感じることができる内容に大満足しました。何も知らない街で生き抜いていく冒険体験を味わえます!2023/07/17

ゆうきゆうき

1
9歳の少年が夢を抱いて呑気に町に向かったのなら騙されて奴隷にされそうになったので慌てて逃げ出した話。主人公はチートはもっておらず、せいぜい頭がいいくらい。黒パンと塩スープをご飯に馬小屋で寝る毎日。いいね。2023/07/15

猫殿宰相

1
頭は良いけど突出はしていない。田舎者で世間知らずで未熟な子供。そんな主人公が少しずつ冒険者になっていくチートのないお話。チートに辟易してる人にはお勧めしたい作品ですね。2023/03/30

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