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内容説明
人と人、100年前のヨーロッパの伝統、地元への愛、亡くなった社員の思い──いろいろなものをつないでいるビールがある。岩手県盛岡のベアレンビールだ。地ビール最低迷期に友人同士で起業し、まったく売れずに苦労した日々、事故でスタッフが1名亡くなるなどの試練を乗り越え、2015年には「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストでグランプリを獲得! モノづくりと地域への実直な思いあふれるリアルストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
27
図書館の新刊コーナーにて偶然手に取った一冊。ベアレンビール創業からこれまでの歩みが熱く、でも読みやすいリズムで書かれています。ベアレンビールを探して飲んでみたいと思わせてくれた一冊でした。2015/12/09
tenori
19
2020年読み初め。盛岡市にあるクラフトビール醸造所の立ち上げから15年間の記録。私自身が盛岡市に住むことになり、醸造所の前の道路が通勤経路にあたるため、企業としての成り立ちも気になっていました。過去に創業メンバーの社内での事故死という悲しい現実があったことは本書で初めて知りましたが、本来あってはならないことを一体感をもって乗り越え、何より岩手の風土に根付いた歩みを進めていることに力強さを感じました。密やかな熱量を持つ街・盛岡を知るための一冊。ベアレンビールを私も愛飲します。2020/01/01
kuro
13
日本のクラフトビールの中で一番好きな盛岡のベアレン醸造所。創始者のひとりである嶌田さんが書いた本。事故があったときはニュースを見ながらハラハラしていたことを思い出した。これまでのベアレンの歩みを嶌田さん目線から見られてファンとして嬉しい。最近は千葉のスーパーでも商品をよく見られるけれど、やっぱり盛岡のよ市に行って飲みたいな―。この本のあとにあった社長交代の裏側やらも知りたいけれど、ちょっと下世話かな。2024/09/01
makoto018
13
盛岡のクラフトビール、ベアレンの商品説明書ともいえる1冊。地ビール、起業、経営、マーケティング、地域活性化など、様々な読み方ができるテキスト。そして、直接的記述は少ないが、創業者二人の友情の本でもある。隣県在住の私はベアレンを知らなかった。それは、ベアレンは他県イベントにあまり出ないから。クラフトビール業界で気難しいと思われるくらい。なぜなら、盛岡の、岩手のビール会社であることを大事にしてるから。その効果は中盤の苦境のあたりでわかる。思わず、ぐっとくる内容。ベアレンビールを片手に読みながらご確認を。 2018/09/20
Kentaro
13
ダイジェスト版からの要約 ある日、お客さまのひとことから一つヒントをいただいた。「どうせなら、ビールはジョッキで飲みたいよね」。お客さまにマイジョッキを買っていただき、飲み終えたらそのまま置いて帰ってもらい、翌週には、お客さまの顔を見ただけで、ケースからサッとそのジョッキを取り出してビールを注いでいく。お客さまからすると、行って顔を見ただけで、サッと自分のジョッキが用意されて、ビールが注がれる。これはさぞ気持ちがいいのではないだろうか。ベアレンとお客さまとのコミュニケーションは、そんなふうにして深まった。2018/04/14
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