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内容説明
今なお読み継がれている名作「コロボックル」シリーズに所収されていなかった珠玉の短編を選び抜き、新たに村上勉が絵を全点描きおろし、佐藤さとるの貴重なあとがきを添え、コロボックル物語誕生50周年を記念して刊行された一冊!
●著者紹介
佐藤さとる:
1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。
村上勉:
1943年、兵庫県に生まれる。児童図書のさし絵や、絵本、装丁などで活躍。『おばあさんのひこうき』、『宇宙からきたかんづめ』により、小学館絵画賞を受賞。
●主な内容
コロボックルたちの環境も変わっていくなかで、小人のコロボックルたちと、人間たちは友だちになれるのか?環境問題が取り上げられる現代社会を活写したかのようなコロボックル作品を、改めて読み返したくなる珠玉の短編絵童話集。32ページのカラーイラストで仕上げた『百万人にひとり』と二色ページの『へんな子』の二作を所収。別作品を所収した「もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子」とあわせて二冊同時刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵@晴読雨読
25
もうひとつのコロボックル物語。『百万人にひとり』『へんな子』2話収録。2015/05/09
海(カイ)
16
【図書館】「コロボックル物語」誕生五十周年記念作だそうです。『百万人にひとり』『ヘんな子』収録。2015/09/15
zanta
14
271/10/3/2016 大切に書かれた本だと感じる。短い文章の中で子供もコロボックルのおじいさんもどちらも魅力的に描かれていて、さらに引きつけられる。この本を読み聞かせるできる、子供が欲しかったなぁ。2016/10/02
ツキノ
11
子どもの頃読んだコロボックル物語の詳細は忘れているのだけれど、図書館の利用者さんが返却されたこの本は読んでみようかと手にとる。会話の中みで登場する「せいたかさん」なつかしいな。『へんな子』は図書館員になるおねえさんが登場。2014/06/06
Rie
9
シリーズ4と5の元になった短編2作。シリーズとはちょっと違う部分もあり楽しめた。2014/06/26