内容説明
本書では木本系,草本系,農産系,厨芥系,果樹系バイオマス資源の特性を熱・物理学的観点から説明し,さらにバイオコークスの熱エネルギーとしての基本特性や循環型社会実現に向けたバイオコークス開発の意義などについて解説する。
目次
1.バイオエネルギーとは
1.1 バイオエネルギーの基本特性?
1.1.1 バイオエネルギーの炭素中立性?
1.1.2 バイオエネルギーの持続可能性?
1.1.3 バイオエネルギーの再生可能性?
1.1.4 バイオエネルギーの実用化?
1.2 バイオマスの 熱分解・炭化?
1.2.1 バイオマス の熱分解と熱エネルギー特性?
1.2.2 バイオマスの熱分 解・炭化特性?
1.2.3 バイオマスの熱特性相関?
2.固体バイオエネルギー
2.1 固体バイオエネルギーの利用?
2.2 圧密固形化と熱処理技術?
3.バイオコークスの基本特性
3.1 バイオコークス原料としてのバイオマスの性質?
3.2 バイオコークス成形手法?
3.3 バイオコークス成形温度?
3.4 バイオコークスの熱エネルギーとしての位置づけ?
3.4.1 バイオコークスの基本特性?
3.4.2 バイオコークスの基本燃焼特性?
3.4.3 バイオコークスによる緩慢燃焼の指標?
3.5 草本系バイオコークスの基本特性?
3.6 農業系バイオコークスの基本特性?
4.バイオコークス開発の意義
4.1 エネルギー基盤としてのバイオコークス開発?
4.2 バイオ炭素型社会実現に向けたバイオコークス開発?
4.3 循環型社会実現に向けたバイオコークス開発?
4.3.1 コーヒー滓バイオコークスによる循環システム?
4.3.2 花びらバイオコークスによる循環システム?
4.3.3 クロスバイオコークスによる循環型システム?
4.3.4 汚泥バイオコークスによる循環システム?
4.3.5 バイオコークスによる加温ハウス循環システム?
5.バイオコークスによる放射性汚染バイオマスの抑制とエネルギー化
5.1 バイオコークスによる減容化効果?
5.2 バイオコークスによる重金属等の閉じ込め効果?
5.3 バイオコークスによる放射性セシウムの閉じ込め効果?
6.バイオコークス研究の発想の起点
6.1 バイオコークスによる超長期エネルギー備蓄?
6.2 海外でのバイオコークス事業への期待?
6.3 固体バイオ燃料の国際標準化(ISO/TC238)への期待?
7.バイオコークスが目指すところ
付録:バイオコークス研究所創設の理念
引用・参考文献
索引
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