天夢人<br> 鉄道まるわかり008 名古屋鉄道のすべて 改訂版

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天夢人
鉄道まるわかり008 名古屋鉄道のすべて 改訂版

  • 著者名:旅と鉄道編集部
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 天夢人(2023/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635824569

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内容説明

鉄道に関するワンテーマを深く掘り下げ、鉄道ファンから沿線住民、就職活動生まで、幅広い層から支持を集めている「鉄道まるわかり」シリーズ。2019年10月に発売した『名古屋鉄道のすべて』は初版刊行後、即重版になったシリーズ内でも人気の一冊です。刊行から丸3年の間に、知立駅の高架化工事の進行、西枇杷島駅の改良工事の完成、9500系・9100系電車の登場などの変化がありました。さらに新型コロナ禍により、鉄道輸送のみならず、多様な事業を手掛ける鉄道事業者を取り巻く環境も変わってきました。
本書は2019年に発売した内容をベースに、この3年間の変化を踏まえて内容をアップデートした改訂版です。企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6章で構成し、名古屋鉄道を多角的に取り上げています。最新の名鉄事情から懐かしい駅や車両の写真まで、名古屋鉄道のすべてがわかる一冊です。

※本書は2019年に発行した『名古屋鉄道のすべて』を改訂したものです。

目次

●第1章 名古屋鉄道の企業がわかる
中部圏に確固たる地位を築き 創業129周年を迎えた名古屋鉄道
持続的な成長を目指す長期ビジョンと中期経営計画を策定
公共交通から不動産・レジャーまで 沿線の生活と観光を支えるグループ会社
鉄軌道・陸上の事業だけではない 名鉄グループの海運と航空事業
名鉄グループの不動産事業・商業施設
さらなる環境負荷軽減に努める 名鉄グループの環境施策   ほか

●第2章 名古屋鉄道の路線がわかる
旧東海道に並行する高規格路線 名古屋本線①・豊橋~名鉄名古屋間
3社の路線が合併して1本に 名古屋本線②・名鉄名古屋~名鉄岐阜間
常滑線・神宮前~常滑間 空港線・常滑~中部国際空港間
河和線・太田川~河和間 知多新線・富貴~内海間
通勤輸送と行楽輸送の2つの顔を持つ 犬山線・枇杷島分岐点~新鵜沼間
地下鉄と直通し一気に便利になった 小牧線・上飯田~犬山間
唯一、他の名鉄線と接続しない 瀬戸線・栄町~尾張瀬戸間   ほか

●第3章 名古屋鉄道の駅がわかる
中京地区の一大ターミナル 名古屋本線・名鉄名古屋駅
三河線が系統分離する駅 名古屋本線/三河線・知立駅
2路線が接続し、中間改札がある 西尾線/蒲郡線・吉良吉田駅
3線が集結する、城下町の玄関駅 犬山線/広見線/小牧線・犬山駅
本線の要衝、分岐するデルタ線 名古屋本線・西枇杷島駅
ガイドウェイバス接続や地下鉄が乗り入れる 特徴的な駅 ア・ラ・カルト   ほか

●第4章 名古屋鉄道の車両がわかる
7000系を継ぐ前面展望車 1000系・1200系・1800系「パノラマsuper」
前照灯・標識灯の形状が独特で印象的 9500系・9100系
通勤車で最後のスカーレット単色をまとった 3500系(2代目)、3700系(3代目)、3100系(2代目)
名鉄が誇る前面展望の名車 7000系・7500系・7700系「パノラマカー」
西部線「なまず」と東部線「いもむし」 850系、3400系
前面窓を大きくし、眺望を確保した急行用車両 5700系、5300系
濃緑色からスカーレットに統一されるまで 名鉄電車の車体色の変遷   ほか

●第5章 名古屋鉄道の歴史がわかる
中京地区に確固たる地位を築き上げ129年の歴史を刻む名古屋鉄道
1894-1913 中小私鉄が林立した中京地区
1934-1953 名岐と愛電が合併、名古屋鉄道が発足
1954-1973 語り継がれる名車「パノラマカー」誕生
1974-1993 新線開業ラッシュから合理化対策へと歩む   ほか

●第6章 名古屋鉄道の魅力がもっとわかる
鉄道遺産も数多く収蔵する 博物館明治村
名鉄で営業を開始した日本初の跨座式モノレール
パノラマカーも健在 名鉄のNゲージ鉄道模型   ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

84
図書館新刊棚より。幼い頃から馴染みある赤い電車・名鉄。これはスカーレット色といい、画家・杉本健一の配色によるもの。それさえ知らなかったこの名鉄の系譜。当然の車輌解説に始まり、駅・外郭の経営体紹介・歴史等、想定外に濃縮された内容であった。よって、流し読みの予定が思わずじっくり読み込み、写真に見入ってしまったのである。スカーレット色パノラマカー・岐阜市内線等、懐かしいな。その他、コロナ禍により延期・変更された名鉄名古屋駅と周辺再開発計画についても収録。どう変わるのだろうか。因みに昨日、名鉄レジャック館は閉館。2023/04/01

えすてい

8
コロナ禍で2022年着工予定だった名鉄百貨店以南再開発見直しが最初に来る。2024年に方向性を発表する方針。2021年秋の減量ダイヤ改正と2023年3月のさらなる減量ダイヤ改正には触れられず。最後に来るのは車との対立から共存へ。名鉄のライバルはJR東海よりも車だが近年は露骨な対立からカーシェアリングなどを推進。名経営者として中興の祖である土川元夫を挙げる。車両は現役車両のみならず懐かしの車両解説もあり。名鉄もコロナで利用客減少が著しく減量ダイヤ改正ばかりだが全般的に明るい内容であり悲観的ではない。2023/02/02

kaz

1
路線、駅、車両の紹介があるのは当たり前だが、このシリーズは企業グループの事業内容に1つの章を設けているのが嬉しい。名鉄そのものになじみは無いが、私鉄で3番目の営業キロ数、パノラマカーの導入等、目立っても不思議の無い存在。図書館の内容紹介は『愛知県・岐阜県に路線を延ばし、中京地区に確固たる地位を築き上げた名古屋鉄道を、「企業」「路線」「駅」「車両」「歴史」などのテーマから詳細に解説。その魅力を豊富な写真とともに紹介する。路線図MAP等も収録』。 2023/04/22

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