8cmヒールのニュースショー

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8cmヒールのニュースショー

  • 著者名:鈴木涼美
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 扶桑社(2022/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594093570

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内容説明

ピンヒールを履いたいくらか鈍感な足のまま、
半ばディストピアと化した歪な社会をしばし呆然と眺めていた(本書より)

エッセイ、書評、小説の執筆業からコメンテーターまで多岐にわたり活躍し、初の小説作品『ギフテッド』に続き、第二作『グレイスレス』が芥川賞候補になるなど、いま最も注目される作家・鈴木涼美による初の時事批評集が刊行!

安倍晋三レジームの終焉、輝けない女たちの聖戦、コロナ狂騒曲、止まらぬ分断――。
令和最初の三年間に起きたさまざまなニュースを、「8cmヒール」の視座から批評した渾身のコラム62本を収録。

【本書に登場するおもなニュース】
ハラスメント規制法案成立/対韓輸出規制/吉本闇営業騒動/れいわ新選組旋風/消費増
税/「ミス慶應」中止/フィンランド女性首相誕生/カルロス・ゴーン大脱走/トイレッ
トペーパ売り切れ/突然の休校措置/緊急事態宣言発出/検事長賭け麻雀事件/女川原発
再稼働へ/セシルマクビー閉店/『JJ』休刊/『エヴァ』完結/入管難民法「改正」見送
り/終電繰り上げ/東京五輪の延期と開催/石原慎太郎逝去/ウクライナ軍事侵攻/映画
界の性暴力/安倍晋三元首相殺害etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れに

11
小娘の自分にはぶっちゃけ何がなんだかって感じでした。世界情勢とか政治とかまったく興味がないので「あー言われてみればこんなことあったなぁ」と過去を思い出して懐かしむ程度のものだった。著者のキレッキレで鋭い文章はなんとなく金原ひとみさんを連想させる。そういえば鈴木さんの小説のレビューで「金原ひとみ的な匂いを感じる」というようなことを言っていた人がいて自分も同じような感想をもったことがあったから本質的に似てる人種なのかもしれない。(二人とも見た目元ギャルだし)でも本書は小難しくて駄目だ。小説のほうがまだ読める。2024/04/25

FuSa

7
著者と同世代なので小ネタがほぼわかる。そこが読んでいて楽しい。2022/12/31

うさぎや

5
時事批評コラム集。鋭い。2023/01/22

Erika

2
2019年~2022年までのコラムをまとめた本。安倍元首相の国葬、森友学園、桜を見る会、コロナ、五輪、等々、、、当時のニュースに対する批評が綴られているわけだが特に森喜朗の迷言は笑えた。この数年間だけでも政治家の汚職ニュースが如何に多かったかを知り暗澹たる気持ちになった。意外と知らなかったニュースや事件についての見聞を広げる事が出来たのが収穫だった。2024/11/05

tekka

1
「女性たちに叱咤激励され、守られながらでなければ主人公も安心して己の父親殺しに出かけていられない。(2021年3月公開、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』について)」2023/03/21

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