角川スニーカー文庫<br> 転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件6

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角川スニーカー文庫
転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件6

  • ISBN:9784041127865

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内容説明

妹の友達でもう一人の「幼馴染」の沙紀を、異性として意識してしまった。小さいころと何も変わらなかった関係が少しずつ動き出そうとしている――一方で「ずっとこのままでいたい」と、春希は切なく瞳を揺らして……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
妹の親友を「女の子」だと意識してしまった隼人。そんなある日、姉が人気モデルのMOMOだとバレてしまった一輝が、過去の苦い思い出を再び思い出す第六弾。隼人に可愛く見られたいと日々綺麗になっていく沙紀。変わらない相棒の顔でいつものように隼人を揶揄って笑いかける春希の困惑、そして隼人たちと距離を置こうとする一輝を引き留めた姫子の飾らない素直な言葉。秋祭りの夜に様々なことが少しずつ変わっていって、自分の思いに素直に向き合うことの難しさが繊細に描かれていましたが、一輝は過去のわだかまりを乗り越えられて良かったです。2022/12/28

真白優樹

12
沙紀がどんどんと綺麗になり、春希が親友という形に固執する中、一輝の周りに変化が訪れる今巻。―――言葉にしなけりゃ伝わらぬ、なれば今踏み出す勇気を。 一輝が過去のトラウマから脱却し彼を巡るラブコメが萌芽の時を迎える中、その変化が春希にも変化の時を与える巻であり、更に群像劇に踏み込んでいく中、本筋が動き出す予感に震えるかもしれぬ巻である。このままでは周回遅れ、果たして春希の変化は間に合うのか。そして、間に合った時。彼を巡る関係はどんなものに進んでいくのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2023/01/18

rotti619

8
上京してきた妹姫子の友達、沙紀がどんどん綺麗になっていく事に異性として意識を強く持ち始めた隼人に対し、今まで同様の距離感を保とうとしていた春希が、同じような立ち位置にいた一輝の変化を目の当たりにしてしまう、というお話。メインは一輝サイドのようで、主人公サイドは一見スポットライトが当たってないように見えるが、隼人・春希・沙紀と一輝・愛梨・姫子という似た境遇に置かれる2組に大きな転換期を迎える話となっている。特にこの5・6巻は、春希が今後の自分をどうするべきか考えさせられる、深い内容となっている。2023/01/20

TcodeF

7
夏祭り編。それぞれの想い。ん〜…姫子と一輝がくっつきそう?2023/03/01

加賀ますず

6
この想いが、今の関係性を壊してしまうかも知れなくても、それでも伝えたい…。それをエゴというにはあまりに美しく、あまりに拙い。表紙のポップなラブコメ感からは想像もつかないほどのほろ苦スニーカー風味が全開なシリーズ第6巻。まさかのサキちゃんが転入してきて徐々に男女としての関係を意識するようになって、そこにハルキが微妙にもやっとしていたところ、トラウマを持つカズキが姫子への気持ちを固めて…。過去に囚われずに今の友達と未来を描くことを決めたカズキを見て、ハルキは何を思うのか…。物語も大分佳境に入ってきた感じ…2023/03/02

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