内容説明
はじまりは小さな町ドゥーリングの女子刑務所だった。受刑者たちが眠りにつき、白い繭に覆われていく。女性だけが眠りに落ち、目覚めなくなるこの奇妙な現象は「オーロラ病」と名付けられ、やがて世界中に発生する。さらに、起きている者が「オーロラ病」患者を無理矢理起こそうとすると、凶暴化して見境なく人を襲い始めてしまう特徴があり……。
人々が恐怖でパニックに陥る中、ドゥーリングには唯一、病を恐れる様子もなく静観する“謎の女”がいた。彼女の正体とは?
<恐怖の帝王>スティーブン・キングとその息子オーウェン・キングが贈る、SFホラー巨編。
※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
101
女性たちが眠りに就くと糸状の物が体内から出し、繭状に包まれていく原因不明の病気が蔓延する世界でどうにか病気に罹らぬよう抵抗を続ける姿は新型コロナウイルスとの戦いを想起させる。変異し続ける新種ウイルスでワクチンも抗生物質もなく、しかも罹患すれば死に至るため、世界規模で街中が外出禁止となるロックダウンが行われ、ゴーストタウンの様相を呈していたあの頃と物語の世界が重なる。眠り、それは即ち死の象徴だ。女性のみが罹るゆえ残された男性が絶望に暮れ、自殺したりすることからも本書は男性の弱さを示した物語なのかもしれない。2025/11/29
マック
14
いや~、キング先生は市井の人を書かせたら天下一品ですね登場人物の一人一人に強烈な個性がある。眠り病とというものが発生し女性だけが罹患して延々と眠り続ける起こそうとすると狂暴な人格になる。繭のようなものにくるまれて、、、これで上巻だから、下巻でどうなるか楽しみです。2023/01/11
くまちゃん
11
感想は下巻で2023/04/24
奥田智徳
7
次男オーウェンがどのような影響を与えたのか分からないが、キング作品独特の日常が続く。これがまた、魅力でもある。今回は登場人物も多いが、キング作品では多さを感じないのが、不思議。登場人物のイーヴィは悪魔か天使か?下巻へ。2024/03/30
のじ
6
厚さ通りの読み応え。登場人物が多くて混乱するし、登場人物の数だけエピソードを詰め込んでいるので長い!物語には引き込まれるんだけど、もう少し絞り込んでもらえたら・・・という印象を受けました。下巻も道のりは長そう。2024/02/03




