新潮新書<br> 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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新潮新書
正義の味方が苦手です(新潮新書)

  • 著者名:古市憲寿【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 新潮社(2023/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106109805

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内容説明

正しすぎる社会は息苦しい――。失言をくり返す政治家も、ポリコレを掲げて暴走する人も、自分は常識的だと思っている人たちも、誰もが自分の色眼鏡で世界を見ているものだ。それらがすれ違い、時にぶつかり合うのは当然だけれど、他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い。自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

70
古市さんの文章は、親近感を覚える。というのは、なかなかできていないが、少し、間合いをとって物事を見つめ、考えてみることの大切さを思い出させてくれるからだ。どうしても、その時の声を大きさや、ごく一部の情報に左右されてしまいがちになるが、そこで、一歩、踏みとどまれるか・・・。結果として、いろいろな環境にある人への視座にもつながる。2023/05/26

Roko

37
日本人の生真面目さが機械化・自動化の遅れにつながっているのに、それを改善しようとしないのは雇用側にとっての利害が第一だからだし、非正規雇用で働く人が増える原因にもなっています。かつて半導体や様々な技術を開発してきた日本ですが、低コストということに固執して安い労働力の外国へ生産工場を移し、結果、日本が空洞化してしまいました。そして、気がついたら日本の方が低コストの国になってしまったのです。「おもてなし」という幻に囚われている日本ですから、「日本だけ人間の時代が続く」というのは、ホントにあるかもしれません。2024/01/31

タルシル📖ヨムノスキー

28
週刊新潮の連載「誰の味方でもありません」の2021年1月〜2022年7月までの記事をまとめたものなので、コロナ騒動、オリンピック、安倍元首相のあれこれなどに大々的に触れているかと思いきや、実際はそうでもなかった。まぁ安倍元首相とプライベートでもお付き合いがあったみたいなのでね。前にも書いたけれど、白黒はっきりつけたい人には物足りないかも。このシリーズでは記事中にたくさんの書籍が紹介されているので、それを読んでみるのも面白いかもしれない。私が一番気になったのは、吉岡悠さんの〝0メートルの旅〟。2023/11/03

チャー

21
社会学者の著者が独自の視点で考えを綴ったエッセイ集。ニュースなどについて著者自身の見方を綴っているが、社会で発信されている記事や発言の矛盾に鋭くユーモアを交えながら切り込んでおり大変興味深く面白く読んだ。著者自身が歪んでいると自身を綴り、それでも論旨に沿った見解はこうであるはずなのにと疑問を投げかけていく様はとても考えさせられる。正義と悪は立場によって変わるし、ときに明確な区別がつかないという指摘はなるほどと感じた。地球は人間後時に守れる代物ではない、自分にとって何が幸せかを理解することが必要など印象的。2023/05/02

anken99

17
2021-2022くらいの連載をまとめたもの。コロナにしろ、なんにしろ、いろいろあったなあ~。3ぺージ1話という尺が、ちょうど読みやすかった。にしても、落合陽一氏と仲が悪そうなことは知らなかった。それはさておき、本書最後のコラムのタイミングが安倍総理暗殺。そこだけは、やけにやさしい論調で、なぜだか泣けました。2024/06/07

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